見渡す限りの荒漠としたパノラマに、一瞬、圧倒される。聞けば、同社 『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』 に勝るとも劣らないマップ規模とのこと。
コンパスを頼りに、とにかく最寄りのクエストの方角に向かって歩き出す。果てしない瓦礫の山、空っ風、時折聞こえてくる騒々しいラジオ放送などに、すがすがしいまでに無法の廃墟と化した新世界を実感。と、コンパスに赤い表示を確認。敵である。慎重に接近し、V.A.T.S.(時間を止めて、対象の各部位を狙い撃ちできるシステム)を発動。頭部への命中確率は62%。念を入れて3発撃ち込んだところ、難なく仕留めることができた。エイミング(照準操作)がそれほどうまくない自分には何ともありがたいシステムだが、あらためて本作のジャンルがRPGであることを再確認した。
あえて詳細は避けるが、その後も、とある人物たちと愉快な会話を楽しんだり、突然カニ男(クリーチャー)と遭遇したりと、短時間ながらも濃密なドラマを体験。非常に止め時の難しい作品である。文字フォントや音声等、隅々にまで気が配られたローカライズに感心させられたことも付記しておきたい。なお、まったくの余談だが、この日の晩、本作の夢を見た(笑)。それがプレイヤー視点だったのか、自分視点だったのかは覚えていない。本格的にのめり込んだ暁にはどんなことになってしまうのか、少し怖いような、それこそが楽しみなような、複雑な心境である。