2007 年 11 月 19 日。この年末に発売をひかえる大注目の新作 RPG『ロストオデッセイ』の完成を記念し、東京、渋谷の Bunkamura オーチャードホールにて、「Orchestral Pieces from LOST ODYSSEY & BLUE DRAGON」と題されたコンサートが開かれました。昨年末に発売され、絶大な人気を誇る RPG『ブルードラゴン』、そして『ロストオデッセイ』の楽曲をフルオーケストラで楽しもうというプレミアムなコンサートです。豪華ゲストとともに、大きなサプライズも発表され、ますます『ロストオデッセイ』の発売が待ち遠しくなるイベントとなりました。 | 「ロストオデッセイ完成披露記者会見」の模様を動画でお届けします |
ついに完成した『ロストオデッセイ』 注目の声優陣をサプライズ発表!!
今回のイベントは、『ロストオデッセイ』完成のお披露目を兼ねた 2 部構成で進行。まずステージに登場したのは、制作総指揮の坂口博信氏です。さまざまな苦難を乗り越え、約 3 年半という長い歳月を経て、ついにこの作品が完成した喜びを伝えるとともに、初公開のシーンのデモプレイを披露。「カメラワークと臨場感がすごい!」と MC の深澤里奈さんも思わず興奮を口にするほどの迫力の映像に、会場中が釘付けとなりました。 続いて、この作品に欠かせない重要な役割を担ったシナリオの重松 清氏、坂口氏の作品にはおなじみの音楽の植松伸夫氏が登壇。「坂口さん、井上さん、植松さん、というクリエイターとして尊敬している方々と一緒に、ひとつの世界を作り上げるということが非常に新鮮でした。どんなふうにゲームの中で料理されているか楽しみです」と重松氏。開発中の秘話として、ゲームはあまり詳しくないから……と不安を感じていた重松氏が「人間を描きたい」「今までと全く違うものを作りたい」という坂口氏の言葉が決め手となって、シナリオを引き受けたというエピソードを披露してくれました。  |  | 「多くのスタッフ、関係者の皆さんが支えてくれて本当に感謝しています。自分で実際にプレイしてみても、とてもいい作品になったと思っています」と坂口氏。 | シナリオを担当した重松 清氏 (中央)、音楽の植松伸夫氏。重松氏はこの 3 年間、PC の壁紙をずっとカイムの絵にしていたそう。 |
キャラクターデザインの井上雄彦さんからのビデオメッセージも届き、お祝いのムードが高まる中、サプライズゲストが登場! 『ロストオデッセイ』で声の出演をされた、俳優の豊川悦司さん、豊原功補さん、上原多香子さんがステージに勢ぞろいしました。「早く完成した作品を自分の目で確かめたい!」と、ゲストの皆さんも、12 月 6 日の発売が待ち遠しい様子でした。  |  | 左から、ヤンセン役の豊原功補さん、主人公カイム役の豊川悦司さん、サラ役の上原多香子さん。 | 「深いドラマとダイナミズム、エンターテイメント性がミックスされている作品。自分がそのまま芝居をするように演じさせていただきました」と豊川さん。 |
 |  | ユーモアたっぷりのコメントで会場を沸かせた豊原さん。「かなり人間くさくて楽しいキャラクターだったので、録音中自由にアドリブを入れさせていただきました」。 | ゲームのアフレコは初めて、という上原さん。「1 人のキャラクターの中にいくつも変化がある、とてもやりがいのある役でした」。 |
オーケストラで紡ぎだされる名曲の数々に、 拍手が鳴り止まない! 第 2 部のコンサートは、今回の編曲を手がけた中山博之氏によるピアノソロ「水辺(『ブルードラゴン』より)」からスタート。「『ブルードラゴン』の中でも、オーケストラ向きの曲を選りすぐった (植松氏)」という7 曲が、指揮、吉住典洋氏、日本フィルハーモニー交響楽団の演奏で披露されました。途中、曲の合間に植松氏が登場し「今日、このコンサートが終わったら、『ブルードラゴン』を買って帰りたくなりますよ。まだお店も開いていますから Xbox 360 とセットで (笑)」と会場を沸かせる一幕も。 後半では、まだ発売前の『ロストオデッセイ』から、ボーカル入りの楽曲も含めこちらも7曲を本邦初披露。ちょうどメインテーマを作曲しているとき、坂口氏から「女性の声をどこかに入れたい」というメールを受け、「これだ!」と確信したという植松氏。「女性ボーカルを入れたことにより、『千年の孤独』という重いテーマが、最後は母親の柔らかい愛で包まれて終わるようなイメージの曲になったのではないかと思っています」と自信のほどを語りました。 ちなみに、今回演奏されたボーカル楽曲は、作品中では英語の歌詞になっているようです。今夜限りの特別お披露目として、坂口さんの歌詞での日本語バージョンで演奏となりました。すべての曲目が演奏され、アンコールの演奏が終わったあとも、大きな拍手は鳴り止まず、いつまでも余韻に浸っていたくなる極上のコンサートでした。  |  | 『ブルードラゴン』のゲーム中の映像をバックに、名曲が次々と演奏されていきます。客席でこっそり聴いていた坂口氏も「じーんとした!」と感動しきり。 | 「坂口さんがかなり自由にやらせてくれるので、色々と実験をさせてもらえました。ゲーム音楽家冥利につきます」と植松氏。 |
 |  | 会場では、重松 清氏の小説『永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢』を一般に先がけて販売。たくさんの方が興味深げに手に取っていました。 | 『ロストオデッセイ』の試遊台も設置されていました。会場全体で女性の姿が非常に多く見られたのが印象的でした。 |
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