――『フロントライン : フュエル・オブ・ウォー』の世界観を教えてください。 タイトルの「フュエル (燃料)・オブ・ウォー」にもあるように、原油が枯渇して深刻なエネルギー危機に陥った世界で、残されたわずかな原油をめぐり、大国が連合軍を組んで世界規模の大戦争が起きている未来の世界を描いています。未来といっても、この作品ではあくまでも現代の延長としてとらえられていて、今、ニュースでも連日取り沙汰されているような、環境汚染やエネルギー危機、経済的不況問題がそのままずっと悪化の一途をたどったらどうなってしまうのか、というところがベースになっているんです。だから、かなり身近でリアルな怖さのある、深いテーマのストーリーになっています。その中で、プレイヤーは西側、連合軍のエリート攻撃部隊「ストレイドッグス」の一員として戦いに身を投じます。

――本作ならではのアクションの面白さをお教えください。 1 番特徴的なのは、やはりフロントライン (前線) に戦闘が集中しているということです。プレイヤーがミッションごとに目指す拠点というのは、自軍の最前線であり、また敵の最前線でもあるので、たとえば後方支援をするにしても、おちおち油断ができない状況なんです。緊張感を常に感じながら、飽きることなく激しい戦いを楽しんでいただけると思います。 また、ミッションを進めていくためには、前線上にあるいくつかの目標地点をすべて攻略していかなくてはならないのですが、「フロントラインシステム」といって、目標を攻めていく順番はプレイヤーが好きなように決められるようになっています。そういった、プレイヤーがどのように作戦を立てるかという部分での自由度が非常に高いところも大きな魅力の 1 つですね。進路をとるにしても、建物の壁を破壊して、通れないところを通れるようにしたり、”自分で道を切り開く” という楽しみ方ができます。
――ゲームを有利に進めるコツは? ただやみくもに突っ込んでいく、”1 人ランボー” ではやっぱり無理なので (笑)、地形や装備を上手く使うことですね。たとえば、ロケットランチャーも、ただ直線的に撃つだけではなくて、ロックオンした状態から少し離れて撃つことができるんです。ちらっと見てロックオンしたら、壁にすっと隠れて撃てば、弾が壁をよけて飛んでくれるので、そういった機能も上手く使っていただきたいです。 また、シングルプレイの場合、ミッションによって使える武器が限られてきますが、フィールド上に様々な武器が落ちていますので、適切なところでそれらを有効活用することで、かなり有利にゲームを進めることができます。あとは、今回、フルローカライズで兵士のセリフなどもすべて日本語化しているんですが、自分の周りにいる仲間の兵士が「あそこに敵がいるぞ」、「敵戦車がきたぞ」など、状況に合わせてさまざまなメッセージを伝えてくれます。かなり心強いサポートをしてくれているので、彼らの言葉にも耳を傾けてみてください。
――ローカライズで気をつけた点はありますか? まず第 1 に、この作品の世界観を崩さないようにということを念頭に置いていました。ゲーム内で、武器の資料設定や、年代ごとにどのような展開でこのゲームの世界に至ったかという歴史年表の資料などを見ることができるのですが、そのあたりは特に力を入れました。実はもともと、僕自身、ミリタリー全般が大好きで。今回の作品はすごく自分でも楽しくて、ミリタリーファンが見ても、「ああ、なるほどね」と思えるように、細かいところまできちんとこだわってローカライズを進めました。上司から「そこまでやらなくても」っていわれるくらい (笑)。 あとはやはり、武器や装備の種類が豊富なので楽しかったですね。今、実際にあるものをベースにして、こんなふうに進化していくのではないかという予測のもとで作られているので、完全に突飛な未来兵器という感じではないんです。たとえば、「ドローン」という武器はかなりこの作品でのユニークなフィーチャーで、遠隔操作のロボットみたいなものなんですが、現在、実際に現実でも研究がどんどん進められているものでもあって。それが発展したらこういうかたちのものになっていくのかなというのが、きちんとした調査や設定に基づいて作られているので、非常に面白いですよ。
――国保さんのオススメの武器は何ですか? そうですね、いろいろあるのですが、まずはゲームに慣れるためにも、基本的なアサルトライフルをオススメします。普通のマシンガンと、グレネードランチャーというものがついているんですが、このグレネードランチャーを上手く使いこなすとなかなか面白いんですよ。発射のときに左トリガーを押し続けて「溜め」の状態を作ると、グレネードが爆発するタイミングを変えられるんです。たとえば、細い路地で向こうに敵がいそうだなというときに、左トリガーで溜めてから発射すると、壁を跳ね返って、路地の奥の方に飛んでいってから爆発する。戦略的にも使える、なかなか高機能の武器なので、使いこなしてみてください。

――今回、マルチプレイで 50 人対戦ができるということが話題になっていますが、マルチプレイではどんな楽しみ方ができるのでしょうか? 基本的には、4 人で分隊を組んで、ほかの分隊とも連携をとりながら敵の拠点を攻めていくというかたちになるので、チームプレイが非常に重要になってきます。どういう仲間と組んで、自分がどの役割を担うか。最前線でアサルトライフルを持って最初に特攻していくのか、ドローンを使って相手の位置を把握できるようにしてあげるのか、戦車が来たらロケットランチャーで攻撃して、他の仲間を先に行かせてあげるのか……など、どういう仲間と組んでどういう戦い方をしたいかを考えながら、かなり戦略的に遊べる珍しいタイプの FPS ではないかなと思っています。 50 人対戦のマップは、ものすごく広いマップなので、どんな役割分担をするかがさらに重要になってきます。チームを組む際にもいろいろなことを考えなきゃいけないので、戦略がかなり複雑になる。だから、最初は、4 人の分隊を組んで小さなマップで練習をして、そこで出会ったほかのチームのリーダーと打ち合わせしつつ、さらに広いマップにどんどん挑戦していくと、かなり強力なチームとしての戦いができるんじゃないかな。そういった分隊長さんたちの中で熟練した人が、全部の分隊をとりまとめる司令官みたいな役割になっていったら、ますます面白くなってくるのではないでしょうか。
――ユーザーの皆さんに、メッセージをお願いします! おかげさまで、Xbox LIVE で配信中のマルチプレイデモが、現時点で 3 万件近くのダウンロード数を記録しています。ありがたいことに、かなりご好評をいただいているようで、デモ用の 32 人対戦のサーバーも常に満員状態なんです。これから、製品版の発売に向けて、サーバーも増強する予定ですし、50 人プレイができる専用サーバーは、日本専用のサーバーになりますので、ラグなどもなくかなり快適にプレイしていただけるのではないかと思います。たくさんの要素が詰め込まれていて、長く遊べるゲームになっていますので、シングルプレイではシリアスな深いストーリーを楽しんで、マルチでは、ぜひ世界中のプレイヤーたちと激しい戦闘を繰り広げてください!

フロントライン : フュエル・オブ・ウォー ゲーム概要 フロントライン : フュエル・オブ・ウォーは、近未来戦争を描く 1 人称視点のウォーアクションゲームです。エネルギー危機、環境破壊、経済不況によって荒廃した世界、レッドスター同盟は世界経済の活き血である原油を支配しようと動き出す。これに対して結成された西側連合軍の精鋭兵士としてプレイヤーは戦うことになります。本作は、フリーローミングのマップシステムと映画のようなカメラワークによって、スリリングで魅力的な FPS として臨場感をたっぷり演出しつつ、実在する兵器に基づく近未来ハイテク兵器と革新的なフロントライン・コンバット・システムの導入で、最前線の激しい戦闘をダイナミックに描写する作品となっています。 ゲーム詳細情報はこちら
|