――『Rez HD (仮)』の、前作『Rez』と大きく違う点は? 水口 : 今回、その名の通り、HD (ハイデフ : 高解像度) の美しい映像と、5.1 ch サラウンドによる、臨場感あふれる音響効果で『Rez』をリメイクしました。前作以上の気持ち良さが得られるようになった、いわば、6 年の時を経て出来上がった『Rez』の完全版であるともいえますね。
大築 : 高解像度になったことで、テクスチャーのグラフィックが非常にクリアに見えます。16 : 9 のワイド画面になったことで、これまでより視野が広く見えることと、サウンドの効果も相まって、これまでにない没入感を感じていただけると思います。

――本作の魅力は、どんなところにあると思われますか? 水口 : 対象を撃破すると、音、光、振動などが感覚を刺激して、それが「音楽」として体の中で 1 つ (=Rez) になっていく――”シューティングゲーム” というジャンルを超えた、不思議な体験ができるところですね。さらに、Ken Ishii、 Coldcut、 Joujouka、Adam Freeland といった多くのアーティストが『Rez』のために作り上げたオリジナルの楽曲を提供してくれているところも大きな魅力の 1 つです。
大築 : ”コール アンド レスポンス” と、よく僕らはいっているんですが、音だったり、振動だったり、そういったゲーム自体のインタラクティブ性と、音楽によって生み出される没入感が、非常に高い次元でミックスされた体感ゲームだと思っています。音とゲームがこれほどまでに融合したタイトルは、後にも先にもあまりないといえるのではないでしょうか。
――2001 年に発売された前作『Rez』は、これまでのゲームにない新しいプレイ感が世界中で反響を呼びましたが、今回もその新鮮な感覚は健在でしょうか? 大築 : そうですね。今回初めてプレイする方には、やはり新鮮な驚きを持っていただけると思いますし、前作をプレイしたことがある方も、『ここのテクスチャーってこんな柄だったっけ?』というくらい画面がクリアになっていますので、これまでとは違った体験をしていただけるのではないでしょうか。 水口 : 本当に、自分でプレイしてみても、当時の感動以上のものを得られるほど。非常にいい出来になっていますよ。
――Xbox LIVE アーケードだからできたという新機能はありますか? 水口 : Xbox 360 ならではの、HD 品質の映像、5.1ch サラウンド サウンドという部分ももちろん大きいのですが、なんといっても、オンラインでダウンロードして簡単に試遊ができて、気に入ったらすぐに購入して遊べるという流れが大きいでしょうね。今まで『Rez』がどういうゲームかわからなかった人も、購入する前に体験プレイができるようになったことは、ユーザーにとってとてもフレンドリーなことだと思います。また、今回、Xbox LIVE を通じて世界中のプレイヤーとランキングをシェアしたりすることもできるようになりました。 大築 : スコアランキング機能があるので、ぜひワールドワイドでスコアアタックの大会みたいなイベントができたらいいなと思っています。

――最後に、メッセージをどうぞ! 水口 : 現在、配信に向けての開発は順調に進んでいますので、楽しみに待っていてください。これから、ますます多くの人が『Rez』を体験し、楽しんでくれることを心から期待しています! |