――『ACE COMBAT』シリーズ待望の新作となりますが、本作の 1 番の魅力はどういったところにあると思われますか? 誰でも手軽に気持ちよく空を飛んでいただけるというところが 1 番の魅力ですね。自由に大空を飛び回って、音速で高高度を飛行するスピード感、爽快感を味わいながら、一騎当千のエースパイロット気分に浸ることができます。また、Xbox 360 の機能をフルに生かした、雄大で美麗な地表のグラフィックも大きな魅力です。これまでも、『ACE COMBAT』シリーズは風景の美しさに定評がありましたが、Xbox 360 に出合ったことによって、さらにパワーアップしています。地上にいる人間の視点での “キレイな景色” は、ほかの様々なゲームでも見ることができると思いますが、ものすごい高さから見下ろした、パノラマ グラフィックの絶景は、『ACE COMBAT』随一のもので、その美しさはほかのどんなゲームにも負けないと自負しています。また、遠くまで見渡せる距離や、上空に移動できる距離も格段に増えました。今までよりも高いところ、広い世界を味わうことができます。

今回はエフェクトの面でも、よりダイナミックでリアルな演出を実現しました。戦闘機やミサイルの煙の軌跡がいつまでも空間に残り、壮絶な戦闘の雰囲気を盛り上げます。これまで目にしたことがないような風景の美しさと、動きを持った空中戦の臨場感を感じていただけると思います。
――風景という部分で、中でも「雲」の表現にはかなりこだわったとうかがいましたが。 私たちが目指したのは、密度があって、存在感がある「雲」。もちろん近づくことができるし、中を突っ切ることもできる。技術者みんな、非常にこだわりが強いので、飛行機に乗ったら絶対「窓側に座らせてくれ」って言いますね。長時間のフライトでも寝ることもなくずっと外の写真を撮っているんですよ。会社で作業しているときも、「ちょっと外に出てきます!」って、公園でずっと雲を見ていたり。昼寝でもしているのかと思ってのぞいてみると、なんだかうなずきながら空を見ているんですよ (笑)。この「雲」の存在感は、そういったスタッフの努力の積み重ねで実現できたものなんです。
――これまでのシリーズ作品と大きく違う部分はどういったところですか? 今まで見たこともない規模の、「大軍と大軍がぶつかり合う大戦場」を表現し、プレイヤー自身がそれを体験することができるという点です。単にグラフィックがキレイになったというだけではなくて、作戦フィールド上で自立的に動く、戦車や戦闘機、敵の基地といったユニットたちの数がこれまでより大幅に増えています。戦場でそれぞれのユニットが、複雑な思考を元に戦いを繰り広げている光景を見ることができます。

その中で新たに導入したゲームシステムが、「支援要請」のシステムです。戦闘時に、爆撃部隊や戦闘機部隊といった多彩な味方の部隊に自分で指示を出すことができる。「助けてくれ、力を貸してくれ!」と味方の部隊に支援を要請すると、周りの戦闘機が一斉に自分が狙っている敵に対してミサイルを撃ってくれたり、地上の戦車部隊がガンガン攻撃してくれたり……戦場でたった 1 人で戦っているのではなく、”仲間たちと戦っているんだ” という感覚が非常に強調されています。Xbox 360 は、ゲームの中に様々な「意思の存在」を感じさせることができる次世代ハードだと思います。その能力をいかんなく発揮して、敵も味方も戦場にいて、たくさんの人が戦っている中で、自分もその一員であるという感覚を強く味わえるゲームになっています。
――ストーリーもかなり作りこまれているようですね。 今回は、複数の人々の視点を個別に語り、だんだんストーリーが進むにつれて集約されていくというかたちをとっています。トレーラー ムービーをご覧いただいた方はご存知かもしれませんが、母親と娘、年齢を重ねた軍人、戦車に乗っている男性……など、いろいろな立場に置かれた人たちが登場します。ストーリーが進行するごとに、それらの人々が関係を持っていくのですが、その中には、プレイヤー自身も含まれているんです。自分が戦場に飛び立つ時にどんな使命を負っているのか、自分が今飛んでいる真下の地上にはどんな人たちがいて、どんな考えが交錯しているのか。自分自身が戦場のドラマの一員であるということを体感できるストーリーになっています。

――今回は、Xbox LIVE でのオンラインマルチプレイにも対応しているのですよね。 はい、シリーズ初の本格的なオンラインプレイの登場となります。もう満を持しての登場なのでご期待いただきたいところですね。バトルロイヤルや、チームバトルといった対戦だけでなく、協力プレイで力を合わせて大きな敵に立ち向かうモードなど、多彩なモードを用意しています。Xbox LIVE で世界中の人と遊ぶことができるので、ぜひ海外のプレイヤーとも一緒に遊んでみていただければと思います。
――フライトシミュレートコントローラー「フライトスティック EX」での操作性についてはいかがですか? 実際の戦闘機と同じ、スロットルレバーと、操縦かんという構造になっていますので、よりリアルにパイロット気分を味わえると思います。戦闘機がお好きな方は、本当に操作するだけで楽しいと思いますよ。緩やかなカーブを描きたいときや、同時にいろいろなことを行いたい場合、これを使いこなすと、どんどん便利になってきます。あと、1 番大きな違いはスロットル部分。本物の飛行機を操縦する際のように、スピードを固定して維持できるので、また違った臨場感を感じていただけるのではないでしょうか。 私自身は、飛行中の戦闘機はさすがに触ったことないんですが (笑)、海外のエアショーで、地上に駐機している戦闘機のコックピットに、ちょっとだけ入れてもらったことがあって。そのときに操縦かんに触らせてもらったのですが、本当にそれと似た感覚が味わえますよ。
――最後に、メッセージをどうぞ。 Xbox 360 ユーザーの方々は、昔からゲームが好きで、エースコンバット シリーズもこれまでプレイしたことのある上手な方々が多いと思うのですが、シリーズ未体験の方もどうぞしり込みせずに、1 度経験してみていただきたいなと思います。オンラインプレイも本当に楽しいですし、すべての点において皆さんの期待をいい意味で裏切る、これまでよりさらに上を行く体験ができることをお約束します。ぜひ、ご期待ください。 |