製品情報あつまれ!ピニャータ®2 : ガーデンの大ぴんち開発元: レア (Rare® Ltd.) 発売元: マイクロソフト株式会社 ![]() ジャンル: 育成シミュレーション 発売日: 2009/12/17 本体: Xbox 360 プラチナコレクション Xbox 360 専用 メーカー希望小売価格: ¥2,940 オフライン プレイヤー数 : 1-2 Dolby Digital ハイビジョン D5 (1080p) オンライン プレイヤー数 : 2-4 公式携帯サイト![]() | ソフトレビュー前作ファンも初心者も、みんなガーデンにあつまれ! |
| 多くのファンをトリコにした "あつまれ! ピニャータ" がパワーアップ |
可愛らしい姿で世界中のプレイヤーを魅了し、全米でアニメ化もされた あつまれ! ピニャータ の最新作がいよいよ登場。……なぁんて言ってはみたが、筆者は実を言うと前作を未プレイである。ピニャータってなんじゃらほい? ということで早速調べてみた。ピニャータとは、中にお菓子を詰め込んだくす玉人形のこと。人形の型は自由で、星や月をかたどったものもあるが、動物の姿をしたものが一般的。メキシコやアメリカなどのパーティーでは、棒でピニャータを割って中のお菓子を分け合うのがポピュラーなイベントだそうだ。筆者は前作のゲーム画面を見たことがあるだけで、可愛い動物が集まってワイワイする、という漠然としたイメージしか持っていなかった。「ライトユーザー向けのノンビリとしたゲームなんだろうな」と、骨太なゲームが好きな筆者は、正直甘く見ていた。しかしゲームを開始してすぐ、筆者のそんな印象は音をたててはじけ飛んだのだ。パンッ!
ピニャータたちが平和に暮らしているのがピニャータ アイランド。この島には、スイーツをたくさん詰めたピニャータたちを世界各地のパーティに送るピニャータ セントラルが建っている。しかし、前作に登場したピニャータのスイーツを一人占めしようと企むぺスター教授とゴロツキのラフィアンがやってきて、セントラルにあるピニャータのデータを破壊してしまった! このままでは、ピニャータを世界の人々に届けることができず、世界中のパーティーが盛り上がらなくなってしまう。この緊急事態を救うため、プレイヤーが代わりになって人々にピニャータを送ってあげるのだ。ピニャータを贈られて笑顔になる人々を想像してみた。俄然やる気がでてきたぞ! おっしゃー!
| ガーデン作りがすべての基本 |
ピニャータは気に入ったガーデンがあると向こうから寄ってきてくれるので、ピニャータ集めの第一歩はガーデン作りとなる。本作では最初に、キレイに整備されたガーデンがもらえる。地面は芝生で覆われており、ピニャータが数匹元気そうに動き回っていた。さらに、シャベルや、ジョウロなどのガーデニングアイテムもひと揃い持っているなど、いきなり色々なことができる状態だ。だが、整備されているので、かえって何をすればいいのかわからなくなってしまった。そんな筆者の気持ちを察するように、アイランドに住んでいるガーデンファミリーのリーフォスという女の子がアドバイスをくれた。リーフォスに言われるがまま、草を刈って土にする。すると、土好きのイモ虫のようなピニャータ "ワールム" がやってきた。どちらかというと、筆者は虫がニガテなのだが、伸びたり縮んだりする動作がヒョコヒョコっとしてて可愛いぞ!? どうやらピニャータには虫すら可愛く見せる魔力がるようだ。今度はシャベルで穴を掘り、種を植えてみる。生えてきた芽にジョウロで水をやると、すくすくと育ち花が咲いた。すると、花を好む蝶々の形をしたピニャータ "ホワイトフラッタースコッチ" がひらひらとガーデンに。しばらくプレイした後、池の周りを砂で覆い、雑貨屋に売っているサーフボードを立ててみる。まるでビーチのような外見になると、ガーデンに遊びに来ていたカニ型ピニャータ "カスターシャン" が住人になってくれた! プレイヤーがガーデンに手を加えると、それに反応するようにピニャータがやってくる。そのテンポが小気味いいので、ガーデン作りが苦にならない。なんだか、新しい種を植えたり穴をいっぱい掘ったりと、色々試したくなってくる! いつの間にか、筆者はガーデンの手入れに夢中になっていた。

| レベルを上げれば色んなことが試せる |
草木を育てたり、ピニャータと仲良くなるなど、ガーデン作業をしていたら、プレイヤーのレベルが上がった。日々のガーデニング作業に経験値があり、ガーデン造りを進めていると、レベルが上がる仕組みなのだ。レベルアップすると、一流ガーデナーのジャーディニエロが駆けつけてきて、プレイヤーが使っていた道具をアップグレードしてくれるほか、雑貨屋でいい道具や種などが買えるようになる。さらに、それまで見たこともなかった種類のピニャータが登場するなど、いいことばかり。レベルが上がるとガーデンの面積が何段階かに分けて広くなる。はじめの面積より 3 〜 4 倍くらいに広がるので、ガーデンで色々なテーマの表現ができるようになる。本作では海賊船や、幽霊墓地のようなガーデンも作れるなど、前作から作れるバリエーションも格段に増えている。前作を遊びつくしたという人でもワクワクすること間違いない。ちなみに筆者の部屋はとても狭く、もちろん庭などない。筆者の部屋の不自由さを考えると、ピニャータアイランドに移り住みたい気分になる。

| ピニャータを世界のパーティーに送ろう |
ピニャータと仲良くなるためには、いくつかの段階を踏む必要がある。まずはじめに、ピニャータがガーデンに来てくれるようにする。次に訪れたピニャータをガーデンの住人にする。そして最後に、住人になったピニャータをスイーツでいっぱいにして世界の人々に送るのだ。
ピニャータは好きな花や木が生えていると、それに釣られるようにやってくる。訪れたピニャータに好物を与えたり、好きなアイテムを置いたりすると、ガーデンを気に入って住人になるのだ。ガーデンに来ただけのピニャータは白黒だが、住人になるとカラフルに変化する。まるで、ガーデンの主である自分に気を許し、本当の姿を見せてくれたような感じがした。さらに条件を満たすと、仲良くなれるのだ。
しかし、ピニャータと仲良くなったからといって満足してはいけない。ピニャータを世界のパーティーへ送るという重要な使命を果たすためには、ピニャータの中のスイーツをいっぱいにする必要があるのだ。スイーツの量は、ピニャータの頭上にあるキャンディ ポイントを見ればわかる。名前をつけてあげたり、好物を与えりしてピニャータを喜ばせ、キャンディ ポイントを満タンにしよう。反対に、シャベルで叩いたり、嫌いなものを与えたりするとキャンディ ポイントは下がってしまうので注意が必要だ。ポイントが最大までたまったピニャータを、ガーデンのすぐ近くにある木箱につめればパーティーに発送される。はじめてピニャータを送るとき、筆者は達成感を感じながらもどこか寂しい気分になった。まるで我が子を里子に出すような、そんな気持ちだ。上京を見送った田舎の母もこんな気持ちだったのだろうか。そんなことを考えながら庭いじりをしていたら、さっき送ったはずのピニャータが帰ってきたではないか! ピニャータは送られたパーティーが終わったら島に戻ってくるのだった。そしてなくなったスイーツを補充し、次のパーティーに行くために再び準備をする。気に入ったピニャータができたとしても、これならば安心。お母さん、今度帰郷しますね。
【Writing】
福井敬晋
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