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製品情報
トップスピン2

開発元: PAM (米国発売元: 2K Games)

発売元: マイクロソフト株式会社

トップスピン2

ジャンル: テニス

発売日: 2006/08/03

本体: Xbox 360

Xbox 360 専用

メーカー希望小売価格: ¥6,090
(税込)

CERO A - 全年齢対象
ゲーム レーティング: CERO A - 全年齢対象

オフライン プレイヤー数 : 1-4

Dolby Digital

カスタム サウンドトラック

ハイビジョン D4 (720p)

オンライン プレイヤー数 : 2-4

オンライン協力プレイ

ボイス対応

製品情報項目についてのご説明
only on Xbox
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公式携帯サイト
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ソフトレビュー No.2

 

テニスも Xbox Live® も、人間性が出る、の巻

 

テニスプレイヤーは、Top Spin 2™(トップスピン2)に何を見るのか


前作、Top Spin™(トップスピン) では、テニスを実際に楽しんでいる人にプレイしてもらい、感想を述べてもらった。表現と動きのリアルさから、本物のテニスのようなだいご味や楽しさに大感激され、筆者としてもプレイ後の印象記事の作成がとてもラクだった覚えがある。

そこで、2 匹目のドジョウを狙ってみようと、今回もテニスプ レイヤーに登場してもらった。見た目は清楚なお嬢さま、しかし、その実は闘志を内に秘めたる粘着質タイプ、一流企業のキャリア “たまちゃん” だ。簡単に自己紹介をどうぞ。

「IT 系企業で働く 25 歳、決して浮気をしない彼氏募集中です。テニスは大学時代のサークルで 4 年間プレイしてきました。よろしくお願いします」

しおらしく挨拶してくれているが、筆者との本作上での練習試合でストレート負けしたのが悔しかったらしく、1人 “特打ち” するくらいの負けず嫌い。たまちゃんが表現しがたい笑顔になったときは、危険信号だ。心の奥底で闘志に着火した音が聞こえる。まずは、テニス プレイヤーとして、本作にどのような感想を抱いたのか、率直に聞いてみた。

「画面がきれいなことにまずビックリしました。女子選手のモデリングをもう少しカワイくしてほしかったけど、悔しがる姿、ガットをいじるクセ、ステップの踏み込み方なんかは、本物そっくり。テニス好きは大満足じゃないでしょうか」

まずは好感触。でも、操作に四苦八苦していたようすだが、プレイ感はどうなのだろう。

「ボタンを長く押せば強いショットが返せる、ということに慣れるまで時間がかかりました。バック ストロークする場所とタイミングを計ってボタンを押し、ボールを打つ瞬間に離す、というしくみがわかってからは、本物のテニスと同じ感覚で遊べるようになっていきますね。トップスピンやスライスを本当のテニスで強くかけるのは、とっても難しいのですが、ゲームだと簡単にかけられるから楽しい。自分の理想のプレイ スタイルを追い求めたくなっちゃいます。選手によって、フォア ハンドやバック ハンドに得手不得手があって、弱点を攻める、という戦い方ができるのもおもしろいです」

実はスピードやスタミナなど、ほかにも細かいパラメータが設定されていて、各選手の個性がしっかりと表現されている。先ほど筆者に負けたのも、きっと足の遅い選手を使ってしまったせいだろう。

「私ならもっと走れます」

出た、表現しがたい笑顔!! はやくも闘志に火が着いたようだ。

 

あの、はやく対戦してくれませんか……


今回のテーマはプレイの感想を聞くことではない。いきなり無謀かもしれないが、Xbox Live で世界のプレイヤーと対戦してもらうことにある。テニスを本格的に練習してきたたまちゃんだからこそ、筆者とは違う動きを見せてくれることと期待している。ちなみに Xbox Live とは、オンライン対戦のことで……。

「あ、だいたいわかりますよ。サーバーに接続して対戦相手をマッチ メイクするのですよね。選手の動きだけをデータとしてネット回線で双方向にやり取りして、遠隔地の人とその場にいるように遊べるわけですね。でもマッチ メイク後はサーバーを介さないでピア トゥ ピアなのかな。技術的にはウンヌンカンヌン……」

筆者を置き去りにしないでもらいたい。最後の方は、何を言っているのかまったくわからなかった。しかし、さすがは IT 系企業のキャリア組。話が早い。Xbox Live による対戦にはプレイヤー マッチとランク マッチの 2 種類がある。プレイヤー マッチは、エキジビションで選択できるプロテニス プレイヤーを使用したり、キャリア モードで育てた自分の分身を使ったりして、自由に試合を楽しめる。ランク マッチは世界中のプレイヤーと戦い、まるで本当のプロテニスのようにランク付けをする、というもの。キャリアモードで育てたプレイヤーのみ選択可能だ。

「キャラクタ作りたいです!」

言い出すと思った。あのね、キャリア モードって、最初は本当に弱いキャラクタしか作れなくて、育てるにしても結構時間がかかるんだよ。

「でも、対戦しているうちに、自分の弱点とか、プレイ スタイルとかが固まってくると思うんです。だから、対戦しては弱点補強、長所強化を繰り返せばいいんじゃないですか?」

うまく丸め込まれた気もするが、ひとまず納得してキャラクタを作ってもらった。……予想どおり、長いのなんの。私の鼻はこれじゃないとか、マユはかわいく、とか、もう、うるさい。やっと自分そっくりの(というより、自分の納得のいく)キャラクタを作ったかと思いきや、今度は服装やらラケットやらにこだわりだしたから手に負えない。

「服装は、私のトレード マーク、ピンクで染め上げないと。当然スコートでなきゃね。あ、ラケットはお気に入りのメーカーがあります。最新モデルが入っているみたいですね。あ~、このラケットほしいなぁ。これも買っちゃおう」

キャリア モードでは最初から資金が割り振られている。これはコーチを雇って自分を強化するための軍資金なのだが、たまちゃんは半分くらいをアクセサリに使ってしまった。でも本人は、かわいくピンクに染まったキャラクタを見て、ご満悦のようす。なるほど、女の子ならではの楽しみ方だ。

 

Xbox Live でその闘志をさらに燃やして!


やっとのことで Xbox Live に接続するところまでたどり着いた。たまちゃんはどちらのマッチを選択するのだろうか、と後ろから見ていたら、迷わずランク マッチを選択。練習もパワーアップもしていない初期のキャラクタで戦ったら、勝てるわけない。

「いいのです、敵を知り己を知れば百戦百勝、っていうじゃないですか。まずは敵状視察するのです」

毎度、それっぽい理屈を語ってくれるたまちゃんだが、対戦相手は非常に強かったらしく、予想どおりボロ負け。ボイス コミュニケータを付けていたにもかかわらず、会話は一切なかった。どうやら、本気でランク アップを狙っているつわものに当たってしまったようだ。でも、なにか得るものはあったようす。

「すごいですね、本当に隣に座って対戦しているみたい。これだけキレイな映像で、ラグがほとんどないですね。ネット対戦だから、操作にラグがあるかと思っていたので、そのタイミングを計ろうとしていたのですけど、まったく必要ないことがわかりました。それと、強い人はリスク ショット、アドバンスト ショットを使いこなしているみたいですね」

リスク ショットとは、RT を引くことで、強烈な球が打てる、難易度の高いショット。アドバンスト ショットとは、LT を引き、試合中にたまるスピリットを消費することで繰り出せる、技術の高いショット。たった1回の対戦で、そこまで見抜くとは。また、後ろで試合を見ていて感じたのは、ショットしたら必ず中央に戻る、という基本的な動きができている、ということ。前に出てネットぎわの戦いに移行するタイミングもよく、もしこれでリスク ショットやアドバンスト ショットを自由に使いこなせるようになれば、かなり強くなるのではないか。

「さぁて、リスク ショットとかの練習に付き合ってくれる人を探そうかな。プレイヤー マッチだったら、そんなにギラギラしている人もいなさそうですよね。あ、この人にしよう。こんにちは~」

ランク マッチのときは一切無言だったたまちゃんが、積極的に会話している。

「今日始めたばっかりなのですよ。うん、キャラクタも全然育っていません。さっきランク マッチをやってみたら、ボロボロで。え、リスク ショット ? なんですか、それ。教えてくださ~い」

……なに、このノリは。ランク マッチのときのようなピリピリした感じが一切ない。会話を楽しみながらテニスもプレイする、といった和やかムードだ。初めてプレイするゲームなのに、マッチの使い分けが怖いくらいしっかりできている。本気ならランク マッチ、遊びたいならプレイヤー マッチ、ということだ。

「プロテニス プレイヤーを使ったら、こんなに使いやすいのですね。自分のキャラクタがいかに弱いかを再認識しました。それと、アドバンスト ショットってトレーニングを受けないと打てないことも教えてもらいました。さっきの人に、フレンド登録までしてもらっちゃいました。サーブの練習に今度付き合ってくれるそうです。次はボレーの練習相手をしてくれる人を探して遊ぼうっと。こんにちは~」

なんて計算高いコなのでしょ。

「あ、高校時代、数学は得意でした」

そういう話じゃないって!!


【Writing : 小城由都 】


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