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製品情報
トップスピン2

開発元: PAM (米国発売元: 2K Games)

発売元: マイクロソフト株式会社

トップスピン2

ジャンル: テニス

発売日 : 2006/08/03

本体: Xbox 360

Xbox 360 専用

¥5,800

CERO A - 全年齢対象
ゲーム レーティング: CERO A - 全年齢対象

オフライン プレイヤー数 : 1-4

Dolby Digital (5.1 ch)

カスタム サウンドトラック

ハイビジョン D4 (720p)

オンライン プレイヤー数 : 2-4

オンライン協力プレイ

ボイス対応

製品情報項目についてのご説明
only on Xbox
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公式携帯サイト
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ソフトレビュー No.1

 

トップ プレイヤーとなるか、
それともトップ プロを目指すか!?

 

定番テニス ゲームの続編が登場!

実在のトップ・テニスプレイヤーが多数登場し、リアルなテニスを楽しめることで話題を呼んだ、Xbox 用タイトル Top Spin™ (トップスピン)。その続編が、ハードを Xbox 360™ に変えてついに登場! Xbox Live® のマーケット プレースにて体験版 (英語版) が配信されているので、既にプレイした人も多いのではなかろうか。

本レビューでは、前作から進化した点と、本作の魅力について迫りたいと思う。

 

実在のプロが 24 人も登場!

本作に登場する実在テニスプレイヤーは、前作の 16 名から大幅に増えて 24 名。正直なところテニスにうとい筆者であるが、それでも日々メディアをにぎわせているマリア・シャラポワ選手や、杉山愛選手なら、さすがに知っている。そんな "テニス素人" でも知っている超有名選手が登場し、さらに自分で動かせることは、単純にうれしくもあり感動する。

映像は当然ながらハイクオリティ。本人と違うところを探す方が難しいほど忠実なキャラクタ モデリング、太陽光線が当たってまぶしく光るコートのパイプなど、次世代機ならではの映像にしあがっている。

また、舞台となるコートにも注目したい。ウィンブルドンを初めとする、世界的に有名な大会で使用される会場が多数登場し、その再現度も目を見張るほどだ。さらに、観客席は多数の観客で埋め尽くされているため、大舞台で試合を行っているという高揚感はかなりのものだ。

 

シンプルだけど奥が深いショットの数々

本作では、セーフ ショット、トップ スピン、スライス ショット、ロブの 4 つのショットを駆使して戦う。セーフ ショットは、アウトにならない確実なショットなので非常に扱いやすいスタンダードなショット。反面、ラインぎりぎりを狙うことはできないため、ここ一番という攻撃力に欠ける。トップ スピンは、ボールを順方向に回転させるショットで、大きくバウンドする特徴を持つ。速度が速くライン際も狙えるため、攻め込むときに便利だが、調整が難しく、慣れないうちはよくアウトになってしまうだろう。スライス ショットはバック スピンをかけるショットで、あまりバウンドせず、相手にとっては受けにくいショットだ。ロブは大きく打ち上げるショットで、相手がネットのそばにいるとき、コートの奥に落とすように使う。

その場その場の局面に応じて、この 4 つのショットを使い分けて、試合を組み立てていくのだ。単純なラリーを続けたり、相手のショットにすばやく反応して打ち返しているだけでも楽しいが、相手の二手、三手先を読みながら試合を行うと、おもしろさは倍増する。

たとえば、セーフ ショットで左側に連続して打ち返し、相手が左側を集中的に守りだしたら、右側にスライスを打つ。相手は左側にいたため、ボールに追いつけない……という感じだ。もちろん、相手がこちらの予想どおりに動くわけではなく、逆にこちらがほんろうされてしまうことも多々ある。なかなか成功しないだけに、こちらの戦略に相手がまんまとハマったときの爽快感は格別だ。

 

特殊ショットを使いこなしてこそ上級者

本作には、前述の基本ショットに加え、"リスクショット" というハイリスク ハイリターンなショットを打つこともできる。

リスク ショットは、RT を引きながらショットすると発動する、より威力が高いショットだ。ただし、画面上に表示されるメーターに合わせてタイミングよくボタンを離す必要がある。このタイミングを計るのがかなり難しく、慣れないうちはなかなか成功しない。

反面、うまくショットを打てればかなりの確率でスコアを取れるほど、強力なショットだ。ただし、ショットをミスすると高確率でネットやアウトになるため、逆にこちらがピンチに陥る確率が高い。

成功させること自体が難しいショットではあるが、上級者となるには必須のテクニック。なによりうまくキマったときの爽快感は格別だ。ここぞ! というポイントでうまく決められると、思わずガッツ ポーズをしてしまうほどうれしくなる。

このように、操作自体はシンプルなためプレイしやすいが、行えることは多々あり、さらにコンピュータも手ごわいため (トップ クラスのプロなので当然といえば当然だが) 、試合に勝てない日々が続く。特に能力の高い選手を相手にすると、最初のウチはボールに追いつくことだけでも精一杯なくらいだ。

どこで練習すればよいのか……とちょっと考え、キャラクタを育てながら徐々にステップ アップが目指せる "キャリアモード" をプレイしてみることにした。

 

キャリア モードでキャラクタと一緒に成長しよう!

"キャリアモード" は、自身の分身となるオリジナル キャラクタを作成するところから始まる。このモードは以前にもあったのだが、前作以上に細かい部分までカスタマイズできることに驚愕! たとえば肌をとっても、"肌のくすみ"、"くすみの強さ"、"しわ"、"そばかす"、"血管の浮きだし"……と、その設定項目は膨大。もちろん、スピードやパワーなどのアビリティのほか、プレイに影響を及ぼす部分も自由に設定できる。思い描いたキャラクタをかなり忠実に再現できるのは、大きな魅力であろう。どのような外見にするかアレコレ試行錯誤するのが楽しく、これだけでも相当楽しめる。

というわけで細部をいじること数時間、やっと思いどおりのキャラクタが完成。作ったばかりのキャラクタは能力が低いため、練習を重ねて能力を伸ばすのが序盤のセオリーだ。

キャリア モードでは、ゲーム内通貨のコインを使ってレッスンを受け、キャラクタを強化していく。レッスンは、"ネットプレー" や "守備力"、"破壊力" というように、いくつかの種類が用意されている。練習内容は、たとえばコートのある場所にボールを当てるとポイントが入るといった具合に、テニスのシステムを使ったミニ ゲームとなっている。その内容もバラエティ豊かで、前述のようなマジメな内容から、巨大なボーリングの玉にボールを当ててはじき飛ばし、奥にあるボーリングのピンを倒すといった、ちょっと笑える内容のモノまでさまざま。レッスンごとにミニ ゲーム自体が変わるため、繰り返しプレイしても飽きがこないのは良い。

また、序盤は簡単なレッスンが多いのもポイントで、ゲームの操作を練習するためにうってつけだ。レッスンでキャラクタを成長させつつ、プレイヤー本人もゲームがうまくなる、一石二鳥のシステムといえる。また、キャラクタと同時に成長していることが体感できるため、一体感もバッチリ。キャラクタに、より感情移入してしまうことだろう。

ちなみにレッスンに成功した場合は、アビリティを上昇させられる。たとえば破壊力ならば"フォアハンド"、"バックハンド"、"ボレー"を成長させられる、という感じで、レッスンによって成長させられるアビリティが異なるのだ。ミニ ゲームを繰り返し、キャラクタが成長していくようすを眺めるのは、ある意味育成ゲーム的なおもしろさも味わえる。

さて、レッスンを繰り返していると、資金が心細くなってきた。このあたりでトーナメントに出場し、賞金を手にしたいところだ。ただしランキングの関係で、いきなり大きなトーナメントには出場できない。序盤はマイナーな大会を渡り歩き、賞金と実績を積み上げていくこととなる。

レッスンが練習ならば、トーナメントはいわば本番。数多のライバルを、実際に試合で打ち負かさなければならない……のだが、実はここで "シミュレーション" というコマンドを行うことができる。これは、試合をプレイせず、キャラクタの能力やコンデションから試合結果を割り出すというオート モードだ。勝敗が一瞬でわかるため、時間がない人やゲーム プレイが苦手な人でも、大会を楽しむことができるのだ。

 

安定して楽しめるテニス ゲームの決定版!

前作から大きく変わったシステムはあまりないが、これは前作の完成度があまりにも高すぎたからだろう。最大の見せ場である試合や、キャラクタを育てるキャリア モード、そして映像など、前作の魅力だった要素を、すべて高い次元へと進化させている。前作ファンはもちろん、テニス ファンも満足できる仕上がりだ。

筆者が個人的に気に入ったのは、ロード中にヒントが表示されること。他のゲームでもよくあるので目新しい要素ではないが、本作ではロード中でも新しいヒントと会場の紹介を見ることができるため、なかなか飽きない。かつ、その内容もゲーム的なものに留まらず、初歩的なテニスのアドバイスも含まれているため、普段テニスと縁がない筆者には特にありがたかった。前作のファンはもちろん、これからテニスを学びたいという人にもオススメだ。筆者もこの夏、本作を使ってテニスの魅力を骨の髄まで味わってみたいと考えている。


【Writing 】

板東 篤


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