製品情報ライオットアクト開発元: Real Time Worlds(リアルタイムワールド) 発売元: マイクロソフト株式会社 ![]() ジャンル: ハイブリッド コンバット アクション 発売日: 2008/03/06 本体: Xbox 360 プラチナコレクション Xbox 360 専用 メーカー希望小売価格: ¥2,940 オフライン プレイヤー数 : 1 システム リンク プレイヤー数 : 2 Dolby Digital カスタム サウンドトラック ハイビジョン D4 (720p) オンライン プレイヤー数 : 2 オンライン協力プレイ コンテンツ ダウンロード ランキング ボイス対応 ゲーム コンテンツ※ Xbox Live/ システム リンクの協力プレイ(キャンペーン モード)にはハードディスクが必要です。 ※ システムリンク、オンラインマルチプレイは、協力プレイのみ対応します 公式携帯サイト![]() | ソフトレビュー No.1
ビルの上をジャンプで飛び交うのが最高にキモチイイ!!
だが、プレイ後の今は "全然違うゲームだった!" と言うことができる。では一体どんなゲームなのか、詳しく解説していこう。
プレイしていて最初に驚くのが、その街並みの作り込みだろう。各建物の入り口や金網などは細部が目視できるほどに作り込まれており、また歩道はたくさんの人が道を行き来している。地面に目を向けると、ビラやら古雑誌のようなものがそこかしこに落ちている。そこに街が存在している、と感じた瞬間から、プレイヤーは身も心もエージェントと一心同体になるのだ! さて、街並みは作り込まれているが、実情は美しい街ではない。ギャングがそこかしこを徘徊しているため、治安も良くないようだ。この街からギャングを追放し、クリーンな都市にしなくてはならない。 各ギャング団には、ボスと幹部が数人おり、バラバラに隠れている。彼らを倒すには、まず潜伏場所を見つけ出すのが得策だろう。とはいえ、やみくもに行動しても効率が悪い。各地域には、エージェントが利用できるそれぞれサプライポイント(補給拠点)が複数存在し、まずはギャングに占領されたこれらを奪い返していくのがセオリーとなる。 サプライポイントの位置はマップで確認できるため、すぐに解放することができる……というわけでもない。高~いビルの屋上にサプライポイントの入り口がある場合があり、さらにちょっと離れた場所からでなければ、ビルの上に到達できなかったりするからだ。序盤はとにかく、都市をウロウロして、どこに行けるかを身体で確かめる必要があるのだ。舞台は近未来だが、3D のダンジョンを徘徊することに似たおもしろさを味わえた。 奪い返したサプライポイントは、以後エージェントの基地として利用できる。体力を回復したり、武器に弾薬を補充することができるのだ。異なるサプライポイント間をすばやく移動できるという、嬉しいメリットもある。なお、敵から入手した武器をサプライポイントへ持ち帰ると、以後その武器は、サプライポイントで弾薬を補充できるようになる。未知の武器を集める収集的な楽しさもあるのだ。 ちなみに、主人公のエージェントは正義の立場ではあるが、多少の荒っぽいことも行えてしまう。たとえば、道行く車の前に飛び出し、中に乗っている人を引きずり下ろして車を拝借したり、ギャングではない一般市民を倒してみたり、人をかついだまま水に飛び込んでみたり、ギャングをビルから蹴落としたり。割と残虐な行為を行えるのだが、どことなくコミカルなジョークに思えてしまうのは、キャラクタの輪郭線がちょっぴり太い、アニメ風の映像だからだろうか?
スキルを強化するメリットは非常に多彩だ。わかりやすいのは、爆破、格闘、射撃だろう。たとえば爆破スキルが強化されると、グレネードやロケットランチャはより強力な爆発力を持つようになる。格闘スキルが上昇すると、攻撃力が強化されたり、より重いものを持ちあげたり、遠くへ投げられるようになる。早い話、戦闘力が上がるため、より敵を倒しやすくなるのだ。 移動スキルと運転スキルはちょっと変わっている。運転スキルは、車を運転してギャングを倒すとオーブを得られ、より車の性能を引き出して運転することが可能になる。さらにスキルが上昇すると、エージェントのアジトで乗れる 3 種類の車が変形するようになり、さらに車で壁を登ったりという、特殊能力までもが使用可能になるのだ。 スキルのうち、最も重要だと思われるのが移動スキルだ。このスキルは、マップ上の至る所に隠されているアジリティ オーブを入手すると、スキルを上昇させられる。移動スキルが上昇すると、移動速度が速くなるほか、より高くジャンプできるようになる。この、高くジャンプできるという能力は、本作で非常に重要な意味を持つのだ。 本作の舞台は、細部まで作り込まれた架空の都市。大きなビルが建ち並び、道路はもちろん高い丘や橋、フェンスなど、さまざまな建築物や自然の障害物が配置されている。ジャンプ力が強化されると、より高い場所、たとえば、より高いビルの上へ移動できるようになるのだ。 階段が設置されているビルならば、登るのはさほど苦労はしない。だが、何もないビルの場合、どうやって屋上を目指すか。答えは簡単、窓のヘリを利用し、ジャンプを繰り返して壁を上へ移動していくのだ。 この、超人っぷりをタップリと満喫できるビルの登り方は、地味ながら筆者が本作で一番気に入ったポイントだ。どことなく、レトロ ゲームで味わったあの感覚を楽しめるからだろうか。ちょっと手を滑らすと、真っ逆さまに落下してしまうため、緊張感もバツグンなのだ。 ビルの屋上へたどり着いたら、まずその景色に驚かされるだろう。しっかりと遠くまで描かれた景色は開放感満点で、そこにしっかりと街が構築されていることが見て取れる。また、ビルからビルへジャンプで飛び移るのは、爽快感満点の一言。エージェントというより、アメコミのスーパーヒーローにでもなったかのような錯覚すら覚えるのだ。
続いて頼りになるのは、エージェント自らの肉体を駆使した格闘攻撃だ。跳び蹴りや回し蹴りに加え、ダウンした相手にはストンピングも行える。威力はこれまた申し分なく、何より銃器とは異なって残弾数が存在しないため、気軽に使えるのが最大のメリットだ。当然、敵に接近して戦う必要があるため、大ダメージを受けやすいのがネックだ。ちなみに筆者は、このキックで車をガンガンに蹴り飛ばしていくのが大のお気に入りだ。とにかく「俺って強い!」感をバッチリ味わえるのだ。 ゲーム開始時には持っていないが、ロケットランチャ タイプの武器は非常に強力だ。広範囲の敵に大ダメージを与えられるため、幹部のアジトほか多数のギャングが行く手を阻んでいる場所では、とても効果を発揮する。爆破スキルを上昇させられる、という意外なメリットもある。弾数が少ないので、ここぞ、という局面で活用したい武器だ。 もちろんこれ以外にも、多数の攻撃方法が存在する。たとえば、マシンガンの他にハンドガンやグレネード、グレネードランチャ (グレネードを遠くに飛ばす武器、ロケットランチャとはまた異なる) など、まだまだ多彩な武器が登場する。街の各所に落ちているブロックやゴミ箱、さらには鉄パイプや公道を走る車などを、投げて武器とすることも可能だ。こればかりは個人の趣向に大きく左右されると思うので、自分の好きな攻撃方法で思いっきり暴れて、日ごろのストレスを思いっきり解消していただきたい。 攻撃ついでに、敵の体力についても記載しておこう。本作に登場するギャングを撃つとき、頭、胴体、左右の手、左右の足、というように部位に分けて攻撃を行うことができる。たとえば頭を狙って撃てば、ヘッドショットとなり、一撃でより高いダメージを与えられる。腕を攻撃すれば、ギャングは武器を持てなくなる、といった具合だ。実に細かく作り込まれているではないか!
レースは、都市上に表れたマーカーを次々と通過し、クリアまでのタイムで競うというもの。クリアできるとスキルが上昇する、というメリットもある。 また、車で移動中に紫色の輪を見かけることもあるだろう。これは、スタント マーカーとよばれるもので、車に乗ったまま通過するとクリアとなる。中には非常に高い位置に浮かんでいる輪もあり、どうやったら通過できるのか、ぱっと見、見当もつかないようなものも多く、難易度はちょっと高めかもしれない。そのぶん、クリアできたときの喜びは大きいだろう。 緻密に作り込まれた広大な都市を、自在に遊び回れる本作。全ギャングを倒すという、スタンダードな遊び方を楽しむのも良いし、レース関係のマーカーやアジリティ オーブなど隠しアイテムを捜しても良い。筆者は、ビルの上空を大ジャンプで飛び回りつつ、アジリティ マーカーを捜し出す、というプレイに夢中になってしまった。爽快感はバツグンだし、ジャンプ力が上がると新たな場所へ行けるようになるため、冒険心をくすぐるのである。 どのようにも遊べるけれど、確固たる目的がしっかりと提示されているため、目的に迷うことはないだろう。ちょっぴりバイオレンスだが、万人が楽しめる良作アクション ゲームに仕上がっていると思う。筆者は特に、レトロ ゲームに思い入れがある 30 代のゲーマーに、ぜひとも遊んでいただきたいと思う。 【Writing】 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. |