製品情報オーバーロード : 魔王サマ 復活ノ時開発元: Triumph Studios 発売元: マイクロソフト株式会社 ![]() ジャンル: アクション アドベンチャー 発売日 : 2008/05/29 本体: Xbox 360 ¥6,800 オフライン プレイヤー数 : 1 カスタム サウンドトラック ハイビジョン D4 (720p) Xbox LIVE 多人数プレイ オンライン協力プレイヤー数 : 1-2 マーケットプレースからのダウンロード ランキング ボイス対応 | 賢く戦い、ミニオンを生かそう! |
| 魔王サマだって戦えます! 溶鉱炉をゲットして武器を強化 |
さて、ここまではオーバーロードの手下であるミニオンをいかにうまく使って戦うか、という話に終始してきたが、もちろんオーバーロード本人も武器を振るって戦闘を繰り広げることができる。いざとなったら、ミニオンたちを助けるために自ら最前線に飛び込み、体を張って戦うのだ。これでこそ魔王サマ ! と思ったら、あっという間に袋叩きにされて大ピンチ。どうもそのままでは力不足の模様だ。そんな頼りない魔王サマのために、本拠地となるタワーの中には溶鉱炉が用意されている。マップのどこかに隠されている溶鉱炉をタワーに持ち帰ると、使えるようになる施設だ。ここではオーバーロードの武器、鎧、兜を鋳造・アップグレードすることができる。材料となるのは、なんとミニオン! かわいい手下たちを生贄に捧げることで、武器や防具に特殊な効果が付与されるのだ。効果は、生贄に捧げるミニオンの種類によって変わる。たとえば鎧の場合、ブラウン=防御力アップ、レッド=マナの最大値アップ、グリーン=体力の自然回復力アップ、ブルー=体力の最大値アップとなる。筆者のようにミニオンたちのために体を張って戦闘したいなら、体力の自然回復力アップを重視して鎧がオススメだ。ミニオンを生贄にして武器や防具を作ると、ミニオンたちは溶けた金属が煮えたぎる溶鉱炉の中に我先に飛び込んでいく。ちょっと心は痛むけど、彼らの犠牲が他のミニオンを助けるのだ……と心を鬼にしよう。

ミニオンを生贄にするポイントはゲーム中もう 1 ヶ所ある。マップ上にあるライフの祭壇とマナの祭壇では、ミニオンを生贄に捧げることで体力とマナを回復できるのだ。使いすぎると、手勢のミニオンがいなくなってしまうので多用は禁物だが、いざというときには頼りになる。
| ここぞというときに魔法発動! 使いすぎには注意 |
武器を使った直接攻撃以外にも、オーバーロードは "スペル" を唱えることで魔法の力を発揮することができる。スペルには 4 種類あるが、最初は 1 つしか使えない。スペルはマップ上にちらばっているタワーパーツをミニオンたちの手で回収することで、それぞれのスペルが使えるようになるのだ。

攻撃魔法の "ファイアスペル"、敵の心を支配する "ドミネーションスペル"、防御に役立つ "シールドスペル"、ミニオンを強化する "ミニオンスペル" がある。それぞれ 3 つのレベルに分かれており、ゲームを進めるとより強力なスペルを使用できるようになる。筆者が頼りにしているのが最初から使えるファイアスペル。ボスキャラとの戦いでは、ミニオンたちが劣勢になるとファイアスペルと直接攻撃でミニオンたちを助けて戦うことが多い。だが使いどころを間違えると、畑を焼け野原にしてしまうなど、取り返しのつかないことになったことも……。

魔法の 3 つのレベルのうち、最高のレベル 3 のスペルはプレイヤーの堕落度で効果が変わる。たとえば、堕落度が低い状態だとレベル 3 のファイアスペルは、"コンバスチョン" という魔法になり、範囲内の敵だけを攻撃できる。だが、前回のレビューで堕落度が高くなるプレイを試したが、その路線を続けた状態でレベル 3 のファイアスペルを唱えると "インフェル" という魔法になり、効果範囲内にいる敵だけでなく、罪のない村人や民家までも燃やしてしまう凶悪なものとなる。どちらを選ぶかは、オーバーロードの生き方次第なのだ。
| 力押しの魔王はもう古い!? |
さてここまで、本作の魅力的なポイントを駆け足で紹介してきた。ストーリーとしては序盤の「メルビンの調理場」までを見てきたわけだが、これ以降は頭脳プレイを要求されるステージがどんどん増えてくる。たとえば敵が投げてくる爆弾をミニオンに拾わせ、その爆弾で障害物を壊したり、遠隔操作したミニオンにスイッチを押させて、その間にタワーのパーツを回収する……などなど、頭をひねって謎解きをするシーンが続々登場する。力押しでなんとかなる、という状況はほとんどないと言っていい。世界を力だけで支配する時代は終わったのかもしれない! これからはチームワークの時代なのだ。「ゴ主人サマ~ ! 」とオーバーロードの命令に忠実に応えるミニオンたち。彼らをいかに無駄死にさせず、次から次へと立ちはだかるさまざまな謎や仕掛け、強敵を倒していくか。すべてはあなたのミニオンへの愛と、頭脳のキレにかかっている。
【Writing】
深水ヒロシ