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オーバーロード : 魔王サマ 復活ノ時

開発元: Triumph Studios

発売元: マイクロソフト株式会社

オーバーロード : 魔王サマ 復活ノ時

ジャンル: アクション アドベンチャー

発売日: 2008/05/29

本体: Xbox 360

メーカー希望小売価格: ¥7,140
(税込)

オフライン プレイヤー数 : 1

カスタム サウンドトラック

ハイビジョン D4 (720p)

Xbox LIVE 多人数プレイ

オンライン協力プレイヤー数 : 1-2

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悪の限りを尽くすか、善行を積むか…… 
魔王サマ復活の行方は!
(前編)

 

ミニオンを使う? 使われる? 使い魔アクションアドベンチャー!


主人公が英雄となり、悪の魔王を倒して世界を救うというのは、ゲームだけでなくエンターテイメントとしても定番。ところが、アクションアドベンチャーの 『オーバーロード : 魔王サマ 復活ノ時』 は、その反対でプレイヤーが復活した悪の魔王となって悪の力で再び世界を支配しようとする一風変わったゲームだ。本作でプレイヤーが操るのは、永い眠りから目覚めたばかりの魔王「オーバーロード」。だが、最前線で戦うのはオーバーロード本人ではなく、その手下であるミニオンたち。オーバーロードは剣や斧、魔法で攻撃することもできるが、魔王たるもの自分の手を汚すまでもない、ということで、しもべである小鬼「ミニオン」に命令して、敵に攻撃したり、仕掛けを動かしたり、アイテムを運ばせたりと、こき使ってやるわけだ。とはいえ、ただふんぞり返っていればいいというわけではない。ときにはミニオンたちをグループに分けてそれぞれに指示を出すこともあるし、爆発物などの危険物からミニオンを遠ざけてあげたりなど、魔王サマのお仕事は大忙し。場合によっては、ミニオンを守るために魔王サマ自身を危険にさらす覚悟も必要になってくる。力押しだけではクリアーできず、仕掛けを見抜く知恵とミニオンをうまく操る指導力、そしてミニオンへの愛情とこき使うスパルタ精神が要求されるゲームなのだ。さっそく筆者も、魔王気分になって世界征服に挑戦!


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おはようございますご主人サマ! 目覚めた魔王を待っていた現実とは


舞台となるのはエルフやドワーフ、人間などさまざまな種族が生活する架空のファンタジー世界。かつての猛威を振るった魔王は英雄たちの手で倒され、今や世界はその英雄たちが大きな顔をしてのさばっている。そんな中、ミニオンたちの長老ナールの手によって永い眠りから目覚めた魔王。玉座のあるダークタワーに足を踏み入れると……壁に穴あり床は抜け、こりゃまたずいぶんと荒れ果てている。ナールによれば、このタワーも英雄たちの攻撃で破壊されてしまったとのこと。やはり魔王に敵対する英雄たちの勢力はかなりのもののようだ。タワーは元々、武器・防具を鋳造できる溶鉱炉や、さまざまな敵と戦うことで鍛練の場となるダンジョンなど、いくつもの機能があるのだが、崩壊した今ではそれらの機能がいっさい使えなくなってしまっている。「タワーを再建し、英雄どもをひざまづかせましょう!」というナールの言葉どおり、タワーを建て直すことが当面の目標。まずは、タワーの力をつかさどるタワーハートと、再建に欠かせないクレーンの 2 つのタワーパーツを取り戻すために、いざ出陣!


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最初に訪れる土地はメローヒルズ。緑の芝生にヒマワリが咲き乱れ、ヒツジたちが草を食べている平和な世界。ナールに言わせれば「ご覧くだされ、こののどかな風景。実に不快極まりない! 」とのこと。魔王視点から見れば、唾棄すべき光景というわけだ。ここはひと暴れして、魔王の力を示さねば。だが、オーバーロードは復活したばかりということもあって、絶大なる力はめっきり影を潜めている。代わりにミニオンを使って、のどかな田園風景をぶち壊してやることに。さっそく近くにあったミニオンの住処 "ミニオンゲート" からミニオンを召還。5 匹のミニオンが元気よく飛び出した。ミニオンはオーバーロードの背丈の半分程度の小柄な種族だが、命令に忠実に従ってくれるため世界征服には欠かせない存在なのだ。ナールによれば「ご覧ください、このワル顔! 」ということだが、オーバーロードのあとを必死に追いかけてくる姿はどことなく愛嬌がある。ミニオンは通常は、プレイヤーのうしろをつきまとっているが、ターゲットを指定してロックオンすることで目標に向かわせたり、右スティックで自由に動かせるなど、簡単操作で指示を出すことができる。

メローヒルズの丘を歩いていると、最初の獲物が現れた。その相手はなんとヒツジ! 悪の勢力に君臨する魔王サマの相手が、こんな人畜無害なヒツジだなんてと、ちょっぴり魔王サマの没落ぶりに同情してしまった。早くタワーを再建して力を取り戻さねば! と決意を新たにしながら、ミニオンにヒツジを襲わせる。次々とヒツジをやっつけるかわいい手下たち。ある者はどこかで拾ったこん棒で殴り、ある者はヒツジにまたがりながら攻撃を仕掛けるなど、ミニオンの戦い方はバラエティに富んでおり、その奮闘ぶりを見ているだけでも面白い。時折、ミニオンが「ゴ主人サマ~! 」と言いながら、倒れたヒツジからライフフォースと呼ばれる光の玉を持って帰ってきてくれるのだが、その姿は投げたボールを口にくわえて誇らしげに持って帰ってきた愛犬のよう。なんともかわいらしいヤツらだ。ライフフォースを集めると、呼び出せるミニオンの数が増え、仮にミニオンが倒されてもミニオンゲートから補充することができるのだ。とはいえ、けなげにこちらの命令に従ってくれるミニオンたちにはどんどん愛着がわいてくる。できるだけ犠牲者は出さないぞ!


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ミニオンたちに命じてあちこちにあるツボや箱を壊し、畑を荒らし回っていると、数字の " 5 " が表示されている石の柱が行く手をふさいだ。オーバーロードが攻撃してもビクともしない。ナールからアドバイスをもらい、柱にミニオンたちを誘導すると、よいしょよいしょと柱を押してどけてくれる。この数字の " 5 " は、障害物を動かすのに必要なミニオンの人数のようだ。柱の先にあるカボチャ畑の真ん中には、タワーの魔力を司るタワーハートが埋もれていた。ミニオンたちは先ほどの柱と同じようにタワーハートを持ち上げると、今度はタワーへ通じるワープポイントの "タワーゲート" へ向かって運び始めた。タワーハートをはじめとしたタワーのパーツは、ミニオンたちが自動でゲートへと運んでいく。行く先に障害物があるとミニオンたちはそこで立ち往生してしまうので、魔王サマとしては道を切り開いてやらなければいけない。かわいいミニオンたちのために、魔王サマが汗水たらして働くというわけだが、手のかかる我が子の面倒を見る親の気持ちになって何とも楽しい。

後編


【Writing】
深水ヒロシ


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