製品情報Halo Wars™開発元: Ensemble Studios® 発売元: マイクロソフト株式会社 ![]() ジャンル: リアルタイム ストラテジー (RTS) 発売日: 2009/02/26 本体: Xbox 360 Xbox 360 専用 メーカー希望小売価格: ¥7,140 オフライン プレイヤー数 : 1 システム リンク プレイヤー数 : 2-6 Dolby Digital カスタム サウンドトラック オンライン プレイヤー数 : 2-6 | ソフトレビュー No.2優越感と劣等感、これがあるから RTS は楽しい!(前編)
『Halo Wars (ヘイローウォーズ) 』には、前回紹介したシナリオを楽しめるキャンペーンに加え、マルチプレイが楽しめるスカーミッシュが用意されている。本作のマルチプレイは、Xbox LIVE やシステムリンクを利用して、最大 3 対 3 の対人戦が楽しめる。ちなみにコンピューターを交えて戦うことも可能だ。 RTS (リアルタイムストラテジー) の醍醐味は、個人的には対人戦にあると思っている。できるだけ早く理想の戦力を作成し、相手の戦略を予想して、それに対抗した戦略を実行する。難しくて忙しいが、その分勝てたときの優越感は格別だ。また、多人数戦の場合は仲間同士での連携も面白い。一度ハマってしまえば、数年間は楽しめてしまう、そんな奥の深い魅力があるゲームだと思う。 今回、ライター仲間の町田文氏と遊べる機会があったので、彼とスカーミッシュで 1 対 1 の対戦を楽しんでみた。
さて、『Halo Wars』はUNSC (国連宇宙司令部) いわゆる人類とコヴナントとの戦いを描いた作品である。キャンペーンでは、プレイヤーは UNSC を操ってコヴナントと戦うことになる。つまり UNSC=味方、という感じなのだが、スカーミッシュではコヴナントも陣営として操れるのが大きな特徴だ。が、初戦は様子見ということで、無難に UNSC を選択。逆に、新し物好きな町田氏はコヴナントを選んだようだ。 スカーミッシュでは、陣営に加えてリーダーも選択する必要がある。各陣営には 3 名ずつリーダーがおり、それぞれ特殊能力が異なる。筆者はキャンペーンでもおなじみのカッター艦長を選んでみた。カッター艦長は、すべての基地が 1 レベル上からスタートし、また指定した場所の周囲に大ダメージを与える "MAC ブラスト" というリーダーパワー(必殺技)を使用できる。
というわけで、いよいよゲーム開始。最初にすべきことは、キャンペーンと同じように周囲の探索だ。初めから与えられているユニットのワートホグで、基地の周囲を調べまわり、マップに落ちている物資を回収する。 基地では、物資を得るために物資パッドを 2 つ建設。それと、軍を作るための兵舎も建設しよう。車両デポやエアパッドも建設したいが、テクノロジーレベルが低いと作れないため、少し先送りだ。作ったばかりの兵舎では、海兵隊員と火炎放射兵を生産するよう、指示を出すのがいいかな。 ……なんてプランを考えつつプレイしていたら、探索中のワートホグが攻撃されている! まさか、もう町田氏は軍備が整ったというのか!? とあわてて調べてみたら、筆者のワートホグは町田氏ではない、第 3 勢力から攻撃されていたようだ。うーん、こんな敵が潜んでいたとは。ひとまずワートホグを退却させ、他の地域を偵察させる。 視点を基地に戻すと、先ほど生産指定した海兵隊員と火炎放射兵数体が完成していた。この軍を使って、先ほどの第 3 勢力を攻めてみると、抵抗は受けたが難なく撃破できた。そして、第 3 勢力の基地があった場所には、なんと自分の基地を建設できるようだ。なるほど、こうやって生産力を高めていくワケね。基地が多ければ、それだけ施設をたくさん建設できるので、生産力も増えるというわけだ。 本当は、このまま軍隊を育成して町田氏に攻め込もうと考えていたのだけれど、少し戦略を変更。町田氏を攻める前に、残りの第 3 勢力を倒し、より生産力を高めることにする。そういえば、いまだ町田氏とは接触していないなあ。もしかしたら、めちゃくちゃ戦力を蓄えているかもしれない。その静けさが少し不気味である。
先ほど考えた戦略のとおり、軍事ユニットを生産しつつ、周囲の第 3 勢力に攻撃を仕掛ける。ある程度ユニットが増えてきたら、ユニットをアップグレードし、個々の能力を強化するのも有効だろう。だが、高度なアップグレードを行ったり、新しい施設を建設するためには、テクノロジーのレベルを上げなくてはならない。 テクノロジーレベルを上げるには、UNSCの場合は"リアクター" という建物を建設すればいい。だが、他の施設に比べてコストが少々割高なので、このタイミングまで後回しにしてきたのだ。ある程度基盤が整った現在ならば、リアクターを複数建設できる余裕がある。というわけでテクノロジーレベルを上げて、新たな施設の車両デポを建設したり、海兵隊員をアップグレードさせる。どんどん強化されていく我が軍に、愛着も生まれ始める。 そんなこんなで、我が軍隊は 30 ユニットほどの大部隊にまで成長した。次なる目標は、町田氏の基地の付近にある、第 3 勢力の基地だ。ここを攻め落として、橋頭堡にしようという目論見である。いざ、進撃開始! だが、ここで予想外の事態が発生。この第 3 勢力の基地を制圧したところ、町田氏が奇襲攻撃をしかけ基地を横取りしようとしている!ゴーストやバンシーが押し寄せ、意図せず大規模な戦いとなってしまった。
だが、数の上では筆者が有利だったようで、多大なる被害を出しつつも町田氏の軍を倒すことに成功した。そのまま基地を建造し軍を増強することにする。 この時点で、筆者が1つ有利となった。町田氏は基地を横取りするためコストのかかるユニットを作成し、奇襲をかけたにもかかわらず返り打ちにあい、今頃焦って新たなユニットの作成をしているだろう。対する筆者は、損害をこうむったものの軍は健在で、加えて基地を新設、つまり生産力も低下していないのだ。これを勝機といわずになんといおうか! 新たな施設とユニットを作成し、本軍と合流してから町田氏の本陣に攻め込むという作戦も考えられるが、相手が疲弊している今、立て続けに攻めたほうがより効果的だろう。 というわけで、さっそく町田氏の本陣に突撃。彼の本陣には、どうやら先ほどの戦いの後で、あわてて追加生産したと思われるユニットが数体だけ守備している状態であった。ここぞとばかりに全戦力を叩き込み、ついに町田氏の本陣を破壊することに成功した。こうして、初戦は筆者の快勝という結果となったわけである。
うーん、自分の戦略が功を奏して、しかもこれだけの大勝利を収められたとあっては、優越感もひとしお。自分の努力が実を結んで勝利という結果を入手できる、これこそが本作の醍醐味であろう。ちなみに町田氏は「あと 10 秒あれば、強力なユニット "スカラベ" が完成していたのに〜!!」と大変悔しそうでした。
【Writing】 |