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製品情報
Halo Wars™

開発元: Ensemble Studios®

発売元: マイクロソフト株式会社

Halo Wars™

ジャンル: リアルタイム ストラテジー (RTS)

発売日: 2009/02/26

本体: Xbox 360

Xbox 360 専用

メーカー希望小売価格: ¥7,140
(税込)

CERO B - 12 才以上対象
ゲーム レーティング: CERO B - 12 才以上対象
暴力

オフライン プレイヤー数 : 1

システム リンク プレイヤー数 : 2-6

Dolby Digital

カスタム サウンドトラック

オンライン プレイヤー数 : 2-6

製品情報項目についてのご説明
only on Xbox
ソフトレビュー No.1


『Halo』の世界を意のままに操る快感! (後編)

 

アルファ基地を奪還するのだ!


レビュー前編で仲間を救出したフォージ軍曹。だが、まだまだ戦力不足だ。このまま進撃し、仲間の救出を続けていく。周囲を探索しつつ進むと、新たなコヴナントが襲ってきた。そのまま攻撃をしてもいいのだが、各ユニットがもつ特殊能力 "アビリティ" を活用すれば、さらに戦闘を有利に進められる。

アビリティの使い方も簡単だ。ユニットを選んで、攻撃のときに X ボタンの代わりに Y ボタンを押すだけ。たとえばワートホグの初期アビリティは "体当たり"。その文字通り、ワートホグで敵に突っ込んで大ダメージを与えるイカした技だ。『Halo』 本編をプレイしたことがある人ならば、誰しもが実際にやったあのテクニックを、この 『Halo Wars』 でも体験できてしまう。グラント隊に突っ込むと、「ぴゅ~」と飛んでいく。ちなみに、海兵隊員の初期アビリティはグレネード (手りゅう弾) だ。


チュートリアルでワートホグの体当たりアビリティをグラントを的に練習中
チュートリアルでワートホグの体当たりアビリティをグラントを的に練習中

このように、シリーズのファンなら思わずニヤリとしてしまう 『Halo』本編のオマージュがあらゆるところにちりばめられているのも本作の大きな特徴だ。ジャンルは変われど、やっぱり本作は 『Halo』なんだなあ、と実感して嬉しさがこみ上げてしまった。

もちろん 『Halo』 らしさを感じられるポイントはこれだけではない。たとえばマップ上にあるシールド。『Halo』本編と同じく、動力源を持つ UNSC の車両は通れないのである。

さて、そんなこんなで敵を倒しつつ仲間を助け出していると、いつのまにやらワートホグ 3 台、海兵隊員 8 ユニットという大軍にまで成長した。では、本来の目標であるアルファ基地奪還を仕掛けようではないか!

アルファ基地には、大量のグラントと、コヴナントの戦車であるレイスまでもが待ち構えていた。ついに乱戦の火蓋が切って落とされる、胸が高鳴る瞬間である。

目前のグラント隊に集中攻撃を浴びせる我が軍、負けじと反撃をしてくるコヴナント軍。大軍対大軍の迫力あるバトルを指揮官視点で見られることこそ、本作の一番の醍醐味である。強敵に思われたレイスだったが、「上空援護が向かっている。戦車部隊は任せろ。」の一声の後に、空爆でレイスを一蹴してくれた。グラント隊は一斉射撃とワートホグの体当たりで少しずつ数を減らし、ついにアルファ基地の奪還に成功したのである。

自軍も犠牲を払ったが、戦場の臨場感は素晴らしく、自分で部隊を指揮し、どの場所で戦局が有利か不利かを考えながら戦闘に勝利する、この達成感は、『Halo』本編では味わえない、本作ならではの魅力の一つだと実感した。


自軍を強化して大軍を育成するのもおもしろい


さて、続いて 2 つめのミッションに取りかかろう。ミッション 1 でアルファ基地を奪還した UNSCは、今度はハーベストにある謎の遺跡を探索するミッションを遂行する。遺跡にはコヴナントの大群が待ち構えているため、ある程度軍備を整えて攻め込む必要があるのだ。

ミッション 2 では 1 と異なり、自分でユニットを育成し部隊を編成する必要がある。UNSC はミッション 1で奪還した基地に新たな施設を建設し、歩兵ユニットや車両部隊を作成するという仕組みだ。

ユニットの作成や施設の建設には、資源が必要になる。資源はマップ上から拾うこともできるが、基地に物資パッドを建設すると自動的に物資供給を受けることができる。資源があるほど多くのユニットを作れるため、いかにして大量の資源を効率的に準備するかが、戦術上重要になるのだ。ちなみに、建設資材や物資は、惑星軌道上に待機する UNSC 艦 スピリット オブ ファイアから輸送される。


アルファ基地を建造しユニットの生成/アップグレードを行う
アルファ基地を建造しユニットの生成/アップグレードを行う

資源が集まったら、今度はユニットを育成する施設を建設する。たとえば兵舎を建設すると海兵隊員やスパルタンといった歩兵ユニットを育成できる。同様に、車両デポを建設するとスコーピオンやコブラといった車両ユニットが、エアパッドではホーネットやホークなどの航空ユニットを育成できる。

また、一部のユニットや施設は、テクノロジーレベルを上げないと作成できない。基地にリアクターを建設するとテクノロジーレベルが上がり、これらのユニットや施設を作れるようになる。

できればすべての施設を建設し、特に重要な資源を入手できる物資パッドはたくさん建てたいところだが、基地に建設できる施設の数には限りがある。しかし、時は刻々と過ぎていく。どの順番で、どの施設を建設するか……という戦略も重要になるのだ。なお基地をアップグレードすると建てられる施設の数が増えるが、アップグレードにはやはり資源が必要となる。何をするにも資源、資源、なのである。

筆者はまず物資パッドを建設して資源の入手量を増やし、続いて海兵隊員を いくつか作成した。戦力としては心もとないが、まずはこの軍で周囲を偵察することにする。

少し北に進むと、さっそくコヴナントとご対面。グラントと、コヴナントの偵察車両ゴーストがいたが、海兵隊員のアビリティ "グレネード" で対抗する。


忙しいからこそ、達成感が跳ね上がる!


戦いが終わる頃には物資が少したまっていたため、視点を基地に戻して物資パッドをアップグレード。これで、さらに多くの資源を入手できるようになる。そうそう、車両デポも建設しておかないと……。こんな感じで、戦闘と生産を同時にこなさなくてはならないのが 『Halo Wars』 だ。戦闘は放置していても勝手に応戦してくれるが、やはり実際に自分で見ながら操作したほうが効率よく戦える。適切にアビリティを使ったり、体力の低いユニットは背後に逃がし、タフなユニットは前方に配置するという小技も有効だ。だが、ここまで戦闘に力を注いでいては、生産がおろそかになってしまう。いかに戦闘と生産をバランスよく行うかが 『Halo Wars』、ひいては RTS のコツといえるだろう。ゲームになれないうちは忙しくて目が回ると思うが、いずれはこの忙しさが快感になってくるのだ (この先のミッションではその忙しさに「これが RTSか?」と思えるほどアクション性が高くなることを肝に銘じて挑んでほしい)。そして、経験を積めば積むほど。自分の戦略の考え方とその時の的確な判断が自然と身につき、直観的に出している自分に気づいた時、『Halo Wars』のあらゆる奥深さを再認識した。

さて、周囲の敵を倒しつつ軍隊を強化し、謎の古代遺跡に向かって進軍する。途中、ルート上に建造されていたコヴナントの基地を破壊した。戦力が低下したため、基地に戻りユニットを生産、また前線に送る。歩兵ユニットでは太刀打ちできない判断を下し、UNSC の戦車スコーピオンの製造に取り掛かる。しかし、スコーピオン完成までに要する時間がかかり過ぎ、戦局は不利に。一時撤退して部隊を再編成し、再び前線に挑んだ。

ここで重要なポイントは、偵察車両ワードホグの存在だ。この先、何が待っているか分からないのに、むやみに部隊を編成しても仕方がない。戦局をまずは判断すること、そしてその時に応じた部隊を編成し、進軍すること。そのタイミングは、、、そう、プレイヤー次第なのである。

というわけで、キャンペーンの序盤シナリオを一部紹介しつつ本作の醍醐味をお伝えしてきたが、いかがだったであろうか。『Halo Wars』の醍醐味を語りたい一心で、筆を走らせたが、まだ書ききれない。『Halo』は コンシューマ ゲーム機で FPS を根付かせたように、『Halo Wars』は同じくRTSを根付かせるに等しい1タイトルになるであろう。『Halo』のファンでなくとも、RTS経験者でなくとも、このゲームに触れていただきたい。それくらい熱いゲームだ。

前編


【Writing】
板東 篤

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