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プラチナコレクション
製品情報
Gears of War®

開発元: Epic Games Inc.(エピック ゲームズ)

発売元: マイクロソフト株式会社

Gears of War®

ジャンル: アクション アドベンチャー

発売日: 2007/11/01

本体: Xbox 360

プラチナコレクション

Xbox 360 専用

メーカー希望小売価格: ¥2,940
(税込)

CERO Z - 18 才以上のみ対象
ゲーム レーティング: CERO Z - 18 才以上のみ対象

オフライン プレイヤー数 : 1-2

システム リンク プレイヤー数 : 2-8

Dolby Digital

カスタム サウンドトラック

ハイビジョン D4 (720p)

オンライン プレイヤー数 : 2-8

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ソフトレビュー No.1

硝煙と汗のニオイたちこめる“漢 (おとこ) のかくれんぼ”!?

 

非情なサバイバル、だけど親切設計


海外では既に 300 万本という驚異的なセールスをたたき出した 「Gears of War®」が、ついに発売された! 本作は、三人称視点のシューティング アクション ゲーム。プレイヤー キャラクタの姿が見えるため、いわゆる FPS よりも遊びやすさは数段上だ。今までこの手のアクションゲームを遊ぶ機会が無かった人でも、すんなりとその世界を楽しめると思うので、ぜひともチャレンジしていただきたい。ただし、本作は CERO レーティングが Z、つまりプレイ対象は 18 歳以上の人のみなので、その点にだけ注意。オトナだけが楽しめるゲームなのだ。


ゲーム史上一番、と断言して良い映像美!


ではまず、物語について軽く紹介していこう。本作の舞台は、エネルギー源をめぐる多国家間の長年の争いにより、荒廃が進んだ惑星セラ。そこへ地中から突如現れた異形の知的生命体 "ローカスト軍" が地上に侵攻、人類はいや応なく団結せざるを得なくなった。そして、地表の 9 割を、自らの手でローカスト軍ごと焼き尽くすという手段に出た。

しかし、残されたわずかな土地にも、ローカスト軍の手は迫りつつあった。そんな、正直絶望したくなるような状況の中、人類の存亡を賭けた戦いに主人公のマーカス フェニックスとなって挑むのだ。舞台設定や演出は、ハンパなくヘビーで漢 (おとこ) 臭く、なんとも燃えるシチュエーションではないか!!

というわけで前書きはこれくらいにして、さっそくプレイしてみた。まず驚いたのは、前々から話題にはなっていた、その驚異的な映像のクオリティだ。キャラクタの作り込みは凄まじく、非常に立体感あふれる仕上がりになっている。過去の傷跡は生々しく再現され、青々としたヒゲの剃り跡まで見て取れる凝りようだ。

ステージの背景も、これでもかっ! といわんばかりに作り込まれており、プレイ直後からその世界観にグイグイと引き込まれていく。色使いも、他の海外作品で良く見受けられる原色を多用したカラフルなものではなく、モノトーン風であるため、日本人でもすんなりとその世界に入り込めるだろう。

このように、映像に関しては本当に文句のつけようがないほどすばらしい。過去にも “映画のような映像美” と表現されてきたゲームはあったが、映画作品を “この手で動かしている” ような感覚を楽しめるのは、本作が頂点だと思う。細部まで作り込まれた映像、ダイナミックなカメラワーク、息つく暇もなく急展開するストーリー、などなど……この感覚を体感するだけでも買いのゲームだ。

主人公をはじめとする登場人物たちは、そうしたリアルな造形もあり、この上ないほどに漢臭さ全開だ。サポートや指示を通信で送ってくる女性兵士が 1 人、序盤でほんの少し画面に登場するが、任務遂行中は声のみの出演で、萌え心なぞ抱く暇もない。一方、戦いに臨むチーム メイトについても、たとえばこれが国内のゲームであれば、中に1人くらいは美形キャラがいたりするものだろう。

だがそうしたこびなど一切排除し、ものの見事にゴツいオッサンばかりがズラリと並んでいる。そこにあるのは、男性であれば少なからず皆あこがれを抱くであろう、渋くてカッコいいマッチョなオッサン像。少々乱暴な言葉になるが、「女子供はすっこんでろ!」というセリフがこの上なく似合う雰囲気なのである。


操作は単純、やりごたえは極太!


本作では、恰好良い数々のアクションも楽しめる。一番のポイントは、どのアクションも簡単に行える、ということだ。というわけで、操作全般に関して語っていこう。

主人公の操作方法は、左スティックで移動、右スティックで照準および視点変更、右トリガで攻撃という、今では一般的になったいわゆる Halo® スタイルだ。この基本操作の他に、物陰に身を隠す、前転しながら飛び込む、身をかがめてダッシュするといった、派手で格好の良いアクションを、A ボタン 1 つで繰り出せる。複雑な操作は必要ないため、この手のゲームを普段あまり遊んでいないプレイヤーでも、きっとすぐに操作に慣れることだろう。このようなアクションを行える場所は、ゲーム中に画面下方にアイコンで表示されるのも、親切なポイント。コントローラを手にとった瞬間から、ある程度自在に動かすことができるという親切な設計だ。

実際筆者も、ゲームを開始直後から結構簡単に操作することができた。……が、割と序盤に登場する敵に、簡単に倒されてしまった。あっという間の出来事である。

再びゲームを開始、先程敵の銃弾にハチの巣となった場所で、よくよく周囲を見渡せば、仲間がガレキに身を隠しているではないか。筆者もそれにならい、障害物に身を隠しつつ戦うことにしてみた。すると先ほどの苦戦がウソのように、すぐに倒されることはなくなった。敵の攻撃が当たらないのだから、当然である。次のステップは、いかにして攻撃に転じるかだ。このまま通路に出て敵を撃っても、また先ほどの二の舞となるだろう。

そこで、何の気なしに、左トリガを引くと行える "狙いをつける" アクションを試してみた。すると、カバー状態から上半身だけ身を乗り出し、敵を射撃することができたではないか! 当然、敵も攻撃してくるので、体力は徐々に減少していく。これはイカン、と思って左トリガを離すと、素早くカバーポジションへと戻った。

なるほど、これが本作の戦い方なのか! 常に身を隠し、相手にスキができたら身を乗り出して攻撃するのが、どうやら本作のセオリーのようだ。よく見ると、敵もそのような戦い方をしている。うん、芸が細かい。

いったんセオリーを理解すると、その後はグッと楽に戦えるようになった。敵を倒しやすくなるばかりか、ササッと物陰に身を隠し、必要なときだけ攻撃に転じる。この一連のアクションが何とも格好良く、操作していて楽しくなってくる。敵の攻撃力が高いため、常に戦闘に緊張感がつきまとうのも、良い感じだ。


チェーンソーつきの銃がイカス!


大迫力のバトルを彩る武器についても触れておこう。ゲーム全編を通してお世話になるのは、マニュアルの表紙にも描かれている "ランサー アサルトライフル" だ。フルオート射撃と "チェーンソー" が装備されたこの銃は、引き金を引けばこれでもかと銃弾が連射され、それに連動してコントローラも振動する。その快感たるや、筆舌に尽くしがたい。また、チェーンソーを用いた肉弾戦も熱い。チェーンソーだけに、起動するまで一瞬のスキがあるという弱点もあるが、敵に当てることができれば相手は即死という、なんとも強烈な武器だ。

敵の血しぶきが飛び散り、砕け散る様は、アドレナリンがフツフツと沸き立つこと請け合い。18 歳以上のみという指定を設けたことで、リアルに描くことができ、この上なく闘争本能をかき立てるという効果を見事に演出している。もちろん、こうした表現が苦手な人にはカットできる機能もついているので安心してほしい。


彼我 (ひが) の戦力差は学習力と頭脳で埋める!?


ここまでを読み進めると、マッチョでタフなイメージの一方で、実は相当にアタマを使うゲームであるということがおわかりだろう。一見スキのないような敵の猛攻にゲームオーバーの憂き目を見たとしても、「次こそは」と思えてくるのは、ちゃんとした作戦を立てて遂行すればクリアできるかもしれない、と感じさせられるからだ。

頭で描く作戦どおりに進めるためには、もちろんそれ相応の操作テクニックも要求される。だが、たとえば自転車の乗り方が身に付くように、いったんカラダで覚えたことは必ず次にも活かすことができる。ゲームを進めるにつれ、徐々にプレイヤー自身のスキルは上がり、やがて思うがままに戦闘をこなせるようになるだろう。

本作は、単に撃ちまくるだけではなく、状況に応じた行動を即座に判断し実行することが要求されるという、実に知的なゲームである。そこを乗り越えるのは少々ハードルがあるのだが、試行錯誤して乗越えたときの満足度は、非常に大きい。このあたり、実に見事にゲーム中の世界観とリンクしているように感じるのは、たぶん筆者だけではないはずだ。


【Writing】

内田 志乃

Gears of War and the Crimson Omen are either registered trademarks or trademarks of Epic Games, Inc. in the United States and/or other countries. All rights reserved. ©2007 Microsoft Corporation. All Rights reserved. Microsoft, the Microsoft Game Studios logo, Xbox, Xbox360, the Xbox logos, Xbox Live and the Xbox Live Logo are either registered trademarks or trademarks of Microsoft Corporation in the United States and /or other countries.

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