タイトル情報エブリパーティ開発元: ゲームリパブリック 発売元: マイクロソフト株式会社 ![]() ジャンル: パーティゲーム 発売日 : 2006/11/02 本体: Xbox 360 プラチナコレクション Xbox 360 専用 ¥2,800 オフライン プレイヤー数 : 1-4 Dolby Digital (5.1 ch) カスタム サウンドトラック ハイビジョン D4 (720p) オンライン プレイヤー数 : 2-4 マーケットプレースからのダウンロード ボイス対応 スペシャルサイト公式携帯サイト![]() | ソフトレビュー No.2
こたつ、みかん、エブリパが冬の三拍子
冬まっさかりな昨今、みなさんいかがエブリパライフをご満喫だろうか。前回のレビューでハートをワシづかみにされた小城は、今日もこたつでエブリパーティ、つまりエブリパである。まだ HD テレビを購入できていない私であるが、そんな貧乏な私に優しいエブリパは、よくいってカウチポテト、普通にいって引きこもりライターを、楽しくもし烈なバトルフィールドに招待してくれるのである。やはりこの季節、こたつに入ってみかんを食べながら、ワイヤレスのコントローラを握りしめてエブリパーティをたしなむのが、ツウの日常ってものである。 私は最近、友達を自宅に呼びつけては「わいわいすごろく」ばかり楽しんでいた。そのせいか、あまり「おはなしすごろく」はプレイしていない。「アイテムずかん」もスタート時から比べれば増えてきたものの、やはりストーリーごとにアイテムがもらえる「おはなしすごろく」を進めていない以上それほど変化がなく、「?」のオンパレードで寂しい事態になっている。 しかし! これを集めよう、と一念発起させるだけのできごとがあったのだ。 いつも自宅に呼びつけていたライターが、とうとう Xbox 360 とエブリパーティを購入し、いつでも自宅から参戦できることになった。よし、それでは、というので「こうみんかん」を選び、Xbox Live による対戦を楽しもうとしたときである。 「えっ、なにそのカッコ!?」 普段見慣れているキャラクターの頭、顔、体、足に、さまざまなアイテムが装着されているのである。先にエブリパを購入し、みんなにその面白さを広めた功労者である私。その私をさしおいて、楽しそうなことをするとは……ムムム、許せん。これは私もやってみなければ!!
“オリジナリティー”という言葉にシビレやすい私は、悔しさをひたかくしながら友人にどうやったのかを聞いてみた。するとどうやら「マイキャラ」というモードでキャラクターにアイテムを装備させると、見た目が変わるらしいということが判明。 ここにきてアイテム蒐集にプレイ時間を割いてこなかったハンディキャップが露呈してしまった。こんなことなら、みんなで遊ぶのを控えて、ひとりでアイテムを見つけるためのプレイをしていればよかったのだ!! しかし後悔先に立たず。仕方ないのでここでは今あるアイテムでキャラクターを作ってみようと思う。 「マイキャラ」で作ったキャラクターは、さすけくんをベースにしたもの。しかしいかんせん現在装備できるアイテム数が少ないため、頭とおなか、そして背中からサッカーボールが生えている、めがねをかけたヘンな少年になってしまった。Rスティックを動かすとさすけくんを回転させられるのだが、頭はまだしも、おなかと背中からボールが突き出ている彼の格好は、どんなに控えめに見てもヘンである。楽しくなって盆栽やらメロンやらを頭から生やしてみたが、統一感がないので却下し、サッカーボールが 3 つ生えた少年、という設定で行くことに決定した。 この Xbox Live での対戦が終わったら「おはなしすごろく」でアイテム数を増やし、もう少しまともなカッコウをさせてあげられるようにしようと思う。
さっそく Xbox Live に接続し、「マイキャラ」で作成したさすけくんを選び、こうみんかんの待合室に入った。こんなときに Xbox Live ゴールドメンバーシップに入っていてよかった、と思うものだ。いつでも即座に対戦を始めることができる。 友人ライターとどうしても一緒にプレイしたかったが、やはり部屋をつくるのであれば、結果がランキングとして反映される「大会」を開きたいもの。よって、自分で部屋を作ることにした。 「部屋をつくる」から「マッチ」の「大会」を選択する。「練習」を選択していれば、「みんなの部屋」、「初心者の部屋」、「中級者の部屋」、「上級者の部屋」と、プレイヤーのランクにあわせた部屋を作成できる。「ともだちせんよう部屋」であれば、決まった人と遊ぶ専用の部屋を作ることが可能だ。しかし「大会」を選んだ場合は、自動的に「ほんきでたいけつ部屋」になる。 友人ライターは即座に参加してくれた。そこで人数が集まるまでのあいだ、エブリパーティの作戦などについて話していたのだが、彼は私のステータス画面の下に表示されている「部屋長」を呼び名として、私のことを「ヘヤチョー」と呼び続けていた。そのせいで、あとから入ってくれた 2 人のプレイヤーにも「ヘヤチョー」と呼ばれるハメにあってしまった……。 4 人そろったところで「よろしくお願いしま~す」と軽く挨拶。ゲームはスタートした。友人とプレイを続けていたせいか、まったく違和感無くゲームを楽しめる。しだいに白熱してくると、顔も見ず知らずの人に「いやいや、そのルーレットはないでしょ!」とか「あーっ、私のメダルをとらないでくれ~」などと軽くツッコんでしまう。対戦しているはずなのに、不思議と一体感が生まれてくるのだ。 特にプレイしていて「これは面白い」と感じたのは、ひとりのターンが終わるまでは、その他の 3 人は何もすることができない。そのため、プレイしている人の操作に必然的に注目が集まる。すると、どうしてもその人のプレイに口出ししたくなってくるのだ。私などは弱気の性格がバレバレなのか、他の 3 人から「ヘヤチョー、その選択はナイっスよ~」「ヘヤチョー、そんな弱気じゃ、ランキング上位は遠いっスよ!?」と、体育会系サークルのあんまり権力のない先輩のような口の利かれ方をされ続けていた。 このほのぼのさが、なぜか、こたつにみかんのシチュエーションにしっくりくる。
1 回目の勝負は意外と白熱したが、マップのサイズが小さかったせいか、あっけないほど簡単に終わってしまった。そこで他のゲームなら「おつかれさまでした~」と終わってしまうのだが、なぜかこのエブリパーティは違った。 「あそこのルーレットの使い方失敗しましたわ~」 と反省会が続く。そして、誰からともなく、 今度はもっと長く遊べるように、広めのマップを選択し、再戦へ。マップによって、ルーレットの種類を蓄積したほうがよいときと、ちからっ子やメダルを集めることに集中したほうがよいときがあり、そのつど戦略を変えて臨まなければならない。そのあたり、さまざまなマップを経験している者が強いが、しかしいくらランキングが決まる「大会」とはいえ、みんなそのあたりのコツは教えてくれる。親しい友人と一緒にプレイしている感覚だ。殺伐とした雰囲気がまったくないのが、非常に心地よい。 結局、その後も 3 ゲームプレイした。結果は 1 度だけ 1 位を取れたが、それ以外は惨敗。しかし楽しい時間を過ごした。プレイ後には、当然のように全員でフレンド登録。次にいつ一緒に遊ぶかまで約束してしまったのだから、よっぽど仲良くなったことがわかるだろう。 さて、私は次回の戦いに向けて、マップの研究と、「マイキャラ」を着替えさせるアイテムを充実させておこうかと思っている。
【Writing 】 小城由都 © Momoko Sakura 2005 © 2005 Microsoft Corporation. All rights reserved. |