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プラチナコレクション
製品情報
ブルードラゴン™

開発元: ミストウォーカー/アートゥーン

発売元: マイクロソフト株式会社

ブルードラゴン™

ジャンル: RPG

発売日 : 2007/11/01

本体: Xbox 360

プラチナコレクション

Xbox 360 専用

¥2,800

CERO A - 全年齢対象
ゲーム レーティング: CERO A - 全年齢対象

オフライン プレイヤー数 : 1

Dolby Digital (5.1 ch)

ハイビジョン D4 (720p)

タイトル情報項目についてのご説明
only on Xbox
関連リンク
ブルードラゴン 公式サイト
公式携帯サイト
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ソフトレビュー No.2

 

戦えば戦うほど、ブルドラの世界を知りたくなる!?

 

ビッグ 3 の生み出した超大作がついに登場!


坂口博信氏がプロデュースし、キャラクターデザインを鳥山明氏、音楽を植松伸夫氏が手がけるという、超豪華な開発スタッフによって制作された大作 RPG「ブルードラゴン」がついに発売された。作り込こまれた世界で過ごしているだけでも満足なのだが、プレイ時間の大半を占めると思われるバトルシーンも気になるところだ。今回のレビューは、戦闘にスポットを当てて、どんな楽しみが味わえるのか、戦いの魅力に迫っていきたいと思う。


主人公たちの分身 "かげ" は自由に育てることができる!


本作の戦闘は、すばやいキャラクタから順に行動する順番制。自分の影が具現化された "かげ" を操って、相手を直接攻撃したり、魔法を使って味方をいやすなど、豊富なスキルを駆使して戦うのだ。

"かげ" には、職業のような "カテゴリ" が設定されており、こぶしに魔法の力を乗せた「まほうけん」が得意な "ソード" や、味方を回復できる魔法が使える "ホワイト" など、その数は全部で 9 種類。選んだカテゴリによって、"かげ" の能力や特徴が大きく変わるため、カテゴリを変えるたびにまったく違った戦闘が楽しめる。ちなみに、最初に選べるカテゴリは 3 種類だけだが、プレイヤーが成長すると、1 つずつ新しいカテゴリを選択できるようになる。一度覚えたカテゴリは、メニュー画面で自在に変えられるのだ。

また、戦闘を繰り返すと、キャラクタだけではなく、"かげ" も成長していく。各々のカテゴリには "ランク" が設定されており、バトルで入手した SP が一定以上たまると、このランクが上昇していくのだ。ランクが上がると、"なぎはらう" や "HP吸収" といったスキルをどんどん覚えていく。覚えたスキルは装備して使用するシステムなので、たとえば回復魔法も使える "ソード" というように、"かげ" を自在にカスタマイズできるのだ。

筆者は目新しいものが好きなので、いろいろなカテゴリを手当たり次第に試してみた。すると、やんちゃな少年のシュウが魔法で仲間の援護をしたり、かわいらしい女の子、クルックが最前線でモンスターと格闘するなど、おのおののキャラクタが持つイメージとは、一風変わった攻撃方法を楽しめた。プレイヤーが自由にキャラクタを育てられるのは、個人的にはかなりうれしいポイントだ。


どのスキルから覚えるか、それが問題だ


スキルは、一列になった敵すべてにダメージを与える "なぎはらう" や、回復魔法が使える "ホワイト" など、種類も効果もさまざまだ。おもしろいのは、特定のモンスターに使うと、ダメージ以外の効果が表れるスキルがあること。たとえば、武器を持つモンスターに "ウインドソード" というスキルを使うと、相手の武器を吹き飛ばし、ダメージに加えて攻撃力を下げることもできる。また "ウォーター" という攻撃魔法を機械系モンスターに使うと、モンスタがショートして一時行動不能になってしまう、といった感じだ。

新しいモンスターに出会ったときは、どんなスキルが有効なのかを見つけだすのが、これまた楽しい! 手持ちのスキルを次々と使ってみて、より楽に倒せる方法を見つけ出したときは、自分がちょっとすごいプレイヤーになったかのような満足感を得られるだろう。もちろん、スキルはすべて最初から使えるわけではないため、新しいスキルを覚えたら、それを試してみる面白さもあるのだ。


ゲージをためて勝負をかけろ!


スキルには、選択するとすぐに効果が発動するもののほか、"ため" 行動を使って、威力を上げられるものもある。"ため" が可能なスキルを使用すると、"ためゲージ" が表示され、A ボタンを押し続けるとゲージが増えていく。ボタンを放すと、溜まったゲージの威力でスキルが発動する、というしくみなのだ。ただし、ためればためるほど、発動までの時間が遅くなってしまう、というデメリットがある。

ためゲージには、各キャラクタが行動するタイミングがアイコンで示されているので、威力だけではなく、発動するタイミングを目安にしてためることも可能だ。たとえば、モンスターのアイコンの位置よりも多くゲージをためると、モンスタが行動した後に、スキルが発動する。

また、"ためゲージ" には、赤い "スイートスポット" という部分がある。ゲージをこの "スイートスポット" で止めることができれば、消費 MP が少なくなったり、次の行動までの待ち時間が短くなるといったメリットがある。ためて威力を上げるか、それともすばやく発動させてモンスターよりも早く発動させるか、ちょっぴりお得な "スイートスポット" を狙ってみるか。スキルを発動させるだけでも、これだけの戦略が楽しめるのだ。


駆け引きは戦闘前から始まっている!


戦闘は、フィールドを徘徊しているモンスターに接触すると発生する。このとき、モンスターにぶつかったときの向きや状況などで、戦闘の行動順が変化する。X ボタンで相手に飛びかかった場合は、プレイヤー側に有利な行動順になり、逆にモンスターから攻撃されて戦闘に入ると、不利となるのだ。さらに、モンスターの背後から接触すると、より有利な行動順で戦える "バックアタック" になる。戦闘に突入する前から、バトルは始まっているのだ。

また、右トリガーを引くと表示される "エンカウントサークル" という機能を使えば、サークルの範囲内にいる複数のモンスターと、連続でバトルすることも可能だ。モンスターと連戦するため、不利なように思えるかもしれない。だが、バトルとバトルの合間に、体力の上限を増やしたり、命中率を上げるなど、さまざまな効果で味方を強化してくれる "トランスボーナス" を得られるため、実はまとめて戦った方が有利なのだ。

おもしろいのは、モンスター同士でも、仲の悪いものがいることだ。たとえば、火のモンスタと水のモンスターは、非常に仲が悪い。このような複数のモンスターと同時に戦うと、なんとモンスター同士で戦う "モンスターファイト" が発生するのだ!

"モンスターファイト" は、モンスター同士で共食いしたり、モンスターがほかのモンスターの鎧をはがして守備力を低下させるなど、プレイヤーにとっては良いことづくめ。単体で戦うと苦戦する敵でも、他のモンスターが弱体化してくれるから楽に戦えるのだ。また、モンスターの特殊な攻撃を見られたり、モンスター同士の意外な力関係がわかるので、モンスターファイトそのものを見るだけでも楽しい。


年末年始はこれでキマリ!


プレイをして感じたのは、ユーザーに配慮してとても丁寧に作られているということ。一見複雑にみえる "かげ" やスキルといったシステムも、プレイ中のいたるところで解説が入るので、ほとんど戸惑うことはないだろう。チュートリアルの完成度が高いので、筆者も安心してブルードラゴンの世界に没頭できた。そのおかげで、ついつい、いろいろなモンスターファイトの組み合わせを探したり、特別なスキルの効果を探したりなど、寄り道ばかりしてしまう。

やり込めばやり込むほど、ブルードラゴンの世界はより楽しくなるので、筆者としては "あわてず、急がず、寄り道プレイ" をオススメしたい。

やり込みを求めるヘビーユーザーから、とりあえず上質の冒険譚を楽しみたいというライトユーザーまで、すべての人にオススメしたい本作。RPG に飽きを感じ始めた人にこそプレイしてほしい。きっと、初めて RPG を体験したときに似た感覚を味わえるはずだ。筆者はもちろん、とことんまで遊びつくすつもりである。年末年始の休みは、ブルドラ一色に染まりそうな予感だ(笑)

 


【Writing 】

町田 文


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